シートヒーターで後悔?メリット・デメリットは?ユーザーアンケートデータ公開!

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シートヒーターのメリットとデメリット
本記事のまとめ

シートヒーター本当に必要なのか?ディーラーで進められてるけどどうしよう?と悩まれる方も多いかと思います。

結論としては、標準装備ならラッキーですがシートヒーターの為だけにグレードを変更したり、オプションとして選択することは、特別に寒い地域以外の方にとっては不要と考えます。その理由をお伝えします。

シートヒーターってあった方がいいのかしら?

標準装備されている車もふえてきてますね。特徴を押さえて、必要かどうか見極めてみましょう!

寒い時期になると、少しでも暖かく車内で過ごしたいですよね。

小さいお子さんのいるご家庭ではなおさら防寒には気を使いたいところ、でもシートヒーターを利用するには少しだけ注意も必要です。

シートヒーターのメリットとデメリットを知って上手に活用していきましょう。

シートヒーターは付いていても、使う・使わないはユーザーによって意見が分かれていると思いますが、装備としてついていることのデメリットはありませんので、標準装備としてついているのであればラッキーです。

ここではシートヒーターを利用する際のメリット・デメリットをご紹介します。

メリットデメリット
シートが温まるのでエアコンが当たりにくい場所も暖かい
エアコンに比べて、省エネ(燃費への影響が少ない)
車内の空気が乾燥しにくい
低温やけどのリスクがある
故障が多い
シートヒータだけでは温まらない
温度調整ができない
シートヒーターのメリットデメリット

本記事では、シートヒーター利用者の方へのアンケートを行い、ユーザーの方のリアルな声もあわせてご紹介していきます。

目次

シートヒーターとは

シートヒーターとは車内を温めるヒーター付のシートの事を言います。

冬場の車内は寒さが辛いですよね、そんな時にはシートヒーターが活躍します。

標準でシートヒーターが装備されている車もありますが、新車購入時にシートヒーター式のグレードをオススメされたりオプションでおすすめされることもあるでしょう。

以前は高級車のみに装備されているイメージでしたが、最近では軽自動車やフリードやシエンタなどのファミリーカーでも装備されるようになりました。

アイドリングで発電した電気を使ってヒーター部を温める事で無駄なくシートを温める事ができます。

最近は特に自動車に省エネ性能(低燃費)が求められている為、省エネであたたまるシートヒーターが普及してきていると考えられます。

フリードのシートヒーター説明図

引用:ホンダ フリード公式サイト

特に寒い地域の方は少しでも暖かい方が良いですよね、そんな時はシートヒーターが役立ちます。

もし、車を購入後、冬を迎えて購入時にお勧めされた「シートヒーター」をつけておけばよかったと、後悔している方も大丈夫です。

シートヒータは後付けで取り付けることも可能ですので、後ほどご紹介します。

シートヒーター導入のメリット

  • シートが温まるのでエアコンが当たりにくい場所も暖かい
  • エアコンに比べて、省エネ(燃費への影響が少ない)
  • 車内の空気が乾燥しにくい

シートヒーターの最大のメリットは、エアコンよりも省エネで車内を温めることができる点です。

ガソリン価格の高騰などを背景により低燃費の車が求められるようになってきました。

ミニバンなどの車内スペースが広く、全体をエアコンで温めるにはかなりの燃料を消費します。

大人数で乗車する際には問題ないですが、一人で車に乗った時でもエアコンだと全体を温める事になるため、無駄が生じてしまいます。

その点シートヒーターなら人が座っている場所のみを温める事が出来るため、無駄がありません。

電源を入れてすぐにヒーターが発熱するため、すぐに温まり短時間のドライブも快適に過ごせます。

全体を温めるエアコンと違い、寒い時期にやっかいなフロントガラスの結露も発生しずらく安全面でもメリットがあります。

また、シートヒーターは寒い時期だけ利用すると思っている方も多いと思いますが、夏にエアコンが効きすぎた車内で、冷え性のお母さんはシートヒーターで温まるなんて使い方もできますよ。

シートヒーターのデメリット

  • 低温やけどのリスクがある
  • 故障が多い
  • シートヒータだけでは温まらない

メリットも沢山あるシートヒーターですが、デメリットも事前に知っておきたいですよね。

まず、小さなお子さんとのドライブでは特に低温やけどに対して注意が必要です。

基本的は安全な装備なのですが、トヨタのマニュアルにも低温やけどについては、以下のような注意書きがありますので該当される方の利用には少し注意が必要です。

低温やけどについて
次の方がシートヒーターにふれないようにご注意ください。

  • 乳幼児、お子さま・お年寄り・病人・体の不自由な方
  • 皮膚の弱い方
  • 疲労の激しい方
  • 深酒や眠気をさそう薬(睡眠薬・風邪薬など)を服用された方

長時間同じ体制で座ったままになることは、ヒーターに長時間触れることになるためできるだけ避けた方よいでしょう。

お子さんがシートで眠ってしまった場合などは特に注意が必要になります。

小さいお子さんのシートはヒーターをOFFにするなどの対応をしてください。

「低温やけど」って怖い・・・。

メーカー純正のものは、それほど温度が高くならないようになっているので、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。


標準装備の車であればよいのですが、シートヒーターは上位グレードのみの装着であったり、オプションでの選択となる場合などは、その分価格が高くなってしまいますので、特別寒い地域にお住まいの方でない場合は、本当に必要かどうかをしっかり検討した方がよいでしょう、

試乗車などでも試せますので寒い時期であれば試乗にいって試してみるのも手ですね。

1年を通じて利用する期間が限られている為か、使おうとしたら壊れていたというケースもあるようです。

構造的にシート内にヒーターが埋め込まれているので、シートの上にとがった重いものを載せてしまったり、お子さんが強く飛び跳ねてしまった場合などは、断線して故障してしまうリスクが高まるので注意が必要です。

チャイルドシートが結構重量があるんだけど、大丈夫かしら?

そうですね、チャイルドシートにも少し注意が必要ですね。

チャイルドシート保護マット等を使うと重量が分散されて、断線の防止効果が期待できます。

シートヒーターは省エネであたたまる事ができるので良い装備ではありますが、シートヒーターだけで車内を快適に過ごすことは難しいです。

やはりエアコンとの併用が必要になりますので、シートヒーターがあればエアコンは不要とはいきそうもないです。

純正のシートヒーターは必要?

純正のシートヒーターの特徴は何といっても、見た目の良さです。

ぱっと見では普通のシートと何ら変わりありません、座りごごちについてもほぼ影響がなく、標準装備でついているならラッキーな装備ですね。

シエンタのシートヒーター

引用:トヨタ シエンタ公式サイト 

最近は標準で装備されている車種も増えてきていますが、グレードによってはオプションとされているケースもあります。

純正シートヒーター導入のネックはやはり価格。予算と相談して導入を検討する必要がありそうですね。

注意すべき点としては、純正シートヒーターは、運転席/助手席のみの装備のケースが多く、シートヒーターを後部座席での利用を検討されていた方は注意が必要です。

購入後に家族の誰がどこに乗るのかを考えて、スタイルにあった選択をしたいですね。

ユーザーアンケートによる満足度調査

気になるオプション機能であるシートヒーターに対するリアルな声を集めるためにクルマログ編集部では、ユーザー調査を実施しました、ユーザーのリアルな声をお伝えします。

【自動車オーナー100名に対する調査結果】
性別分布:男性 41名 女性59名
年齢分布:20代(16名) 30代(32名) 40代(29名)
50代(18名) 60代(5名)
調査期間:2023年4月26日~2023年5月10日
調査方法:インターネット調査
(調査対象としては、純正のシートヒーター装着車両を対象としています)

【質問】シートヒーターあってよかった?

【満足】「あってよかった」と感じたユーザーの声(メリットとデメリット)

シートヒーターの有無については、大半のユーザーが「あってよかった」と回答しており満足度が高い傾向がうかがえます。

それぞれの意見をもつユーザーが感じたメリット・デメリットについて代表的なものをご紹介します。

【女性 40代 2017年式インプレッサXV(GT)シートヒーターはオプション取り付け】
◇メリット◇
かなりの冷え性と寒がりなのですが温風ヒーターをかけると顔が乾燥するし音もうるさくて嫌でした。シートヒーターは冷えやすいお尻や腰から温まるのでとても快適です。直接体から温まるので車を降りた後も寒くなくてとても気に入っています。

◇デメリット◇
大きなデメリットは特に感じてはいませんがあえてあげるなら、細かい温度調整が効かないことです。ある程度あたたまって暑くなってくることもありますが、消してしまうと寒くちょうどいい温度をキープするのが難しいです。

【男性 30代 2022年式ヴォクシーHEV S-V シートヒーターは標準装備】
◇メリット◇
エアコンと違ってすぐに温まるので寒い日には助かります。シートに付いているので個人個人で温めてくれて人に気を遣う事もなくなりました。車の中でタバコを吸うのでエアコンを付けながら吸う事は出来なかったのですがシートヒーターだと温めながらタバコが吸えるとこです。

◇デメリット◇
お尻から温まるので運転中は長い時間運転していると眠たくなってしまうとこです。一番寒い時期では温まりが弱くてエアコンを付けないと厳しいです。そして故障が多いです。車を購入して半年ほどでヒーターの部品が壊れたとこです。

【女性 30代 2020年式N-ONEプレミアム シートヒーターは標準装備】
◇メリット◇
寒冷地で座席が寒くないのはありがたいです。腰を冷やすとすぐお腹を壊す体質なので常に労わっています。
・冬場エンジンスターターと併用してシートヒーター起動する事が多く、雪かきが終わったら快適な車中で運転が出来て最高です。

◇デメリット◇
・腰痛防止にドーナツ型クッションを置いた時期があります。その時シートヒーターを使ってもクッションに熱が行き、お尻が温まらないので無駄な事したなあと思います。

【男性 40代 2022年式ソリオ シートヒーターは標準装備】
◇メリット◇
体がじんわりと暖まる感じがエアコンと違っていいと思います。
けっこう暖かくなるのでエアコンを使わずにシートヒーターだけでも十分のときがあります。
スイッチを入れると意外に早く暖まるので寒いときは助かります。

◇デメリット◇
温度調節が出来ないので、暖まりすぎる(熱くなりすぎる)ところがあります。強弱くらいの違いができればいいなと思います。
座席の横にスイッチがあるので、使わないのに間違えて押してしまうことが何回かありました。

【女性 20代 2019年式トヨタルーミー シートヒーターはオプション】
◇メリット◇
寒がりなので、ヒーターがないと冬場は必要不可欠です。特に仕事の制服がスカートなので足元が冷えるのでシートヒーターのおかげで寒さが軽減されているような気がします。エンジンをかけてからすぐ温まるのでとても便利です。

◇デメリット◇
デメリットをあまり感じたことはないのですが、強いて言うなら温度調節ができるとありがたいです。冬場だと着込んでいることが多いので、最初は暖かくてよくても、運転していると暑すぎて切ったりつけたりと忙しい思いおしています。

シートヒーターが有ってよかったと感じているユーザーも、デメリットとしては、温度調整ができないという点をデメリットと感じている方が多いようですね。メリットとしてはすぐに暖かくなるという点をあげているユーザーが多いようです。

よく利用しているユーザーが感じているデメリットは温度調整ができない点。

【不満】と回答したユーザーの声(メリット・デメリット)

【男性 40代 2019年式デリカD5 シートヒーターは標準装備】
◇メリット◇
凄く寒い日は、室内を暖房で温めるよりも早く、シートが温かくなるし、暖房と違って、接しているところに直接、熱が伝わってくるので、体を早く温める事が出来るし、寒さを感じる事が少なくなります。また、スイッチでon/offなので、暑ければ、直ぐに切る事ができ、まだ、寒いと思えば、直ぐに入れる事が出来ます。

◇デメリット◇
特に、これだというデメリットは無いのですが、しいて言うなら、スイッチを切り忘れ、次に車に乗った時、スイッチがonになっているので、意図せずにシートが熱くなり、「何か熱いぞ。なんだこれ」って、なる事ぐらいです。後は、あまり気にしていませんでしたが、当然、シートヒータ分の費用が掛かるので、そんなに必要でないなら、使わないものに費用を掛けるので、勿体ないです。

【男性 40代 2020年式ヴェルファイア シートヒーターはオプション】
◇メリット◇
冬場に車に乗ったときにシートが暖かいと多少良いくらい。私はあまり暖かさのメリットは感じないが、女の子には好評で高級車と言わられることが多いくらい。寒い時は人から喜ばれることは多いのはメリットのように感じる。

◇デメリット◇
何となく燃費が悪い気がする。また、なのでバッテリーも消耗が早いような気がするのでつけるときにお金がかかり、ランニングコストもかかる点(気がするだけかもしれないが)はデメリットに感じる。なので使用していない。

【女性 20代 2018年式ハスラー(G) シートヒーターは標準装備】
◇メリット◇
車内での待機時間などで、暖房をガンガンにしなくても暖がとれるので助かります。ガソリンの消費が少しでも節約出来ているのかなと感じます。また、おしりの下に手をいれて手を暖める癖があるので個人的には手もとても暖まるのが嬉しいです。

◇デメリット◇
暑くなりすぎてしまうのがデメリットかなと思います。運転している時はもちろん、助手席に座っているときでも暖かくなりすぎてしまい、途中で気持ち悪くなってシートヒーターを切ってしまう事がほとんどです。温度調節ができると嬉しいかなと思います。

【女性 20代 2023年シエンタ シートヒーターはオプション】
◇メリット◇
冬が快適に過ごせるし子供たちに対しても心配しなくてもすむようになった。エアコンだときいているかわからないし後ろまで届いているか心配だったけどそういったものもないし暖かくなるので快適にすごせるし動けるのでいい

◇デメリット◇
まだ赤ちゃんだったりチャイルドシートだと効き目がないし逆に怖くなってしまうのでいらなかったかなともおもう。ハイブリットだけど使うと異様にへり速いようなかんながあるのでそこが難点かなとおもう。夏はいらない機能。

不満(なくてもよかった)と感じているユーザーについては、利用頻度の少ない方が多いようですね、あと、シートヒータ取り付けのためのコストや燃費への影響をデメリットとして感じている方が多いようです。皆さん、次回購入の際には、シートヒーター有無は重視しないと回答していました。

【質問2】次回の自動車選定時にシートヒーターを付ける?

次回、車を購入する際にもシートヒーターの有無を重視するユーザーが多い結果となり、多くのユーザーがシートヒーターに満足していることがわかりました。

標準装備かオプションかという点については、以下のような回答となり標準装備化が進んでいるようです。

シートヒーターの選択について回答数
標準装備72名
オプション21名
不明7名
シートヒーターに関するアンケート(回答数100名)

付けなくて後悔?でも後付けもできる!

シートカバー内に埋め込まれたヒーターを、シートに装着することでシートヒーターを後付けすることも可能です。

価格もリーズナブルなので興味のある方は一度検討してみてはいかがでしょうか?

シートにシートカバーを付けた状態ですので、純正と比べるとどうしても一体感はありませんが、使わないシーズンは取り外すことも出来ますし、シートヒーターとしてのメリットはしっかり享受できそうです。

まとめ

最近は、標準装備している車種も増えてきているので、ニーズが高まってきている装備だと思います。

ただ装備としてついていても利用しないユーザーも多い装備のなので、好みには個人差があるかもしれません

注意事項を守って利用すれば、快適なドライブに役立つ装備になりそうです。

実際、どんな車に純正のシートヒーターが付いているのか確認してみましょう。

ミニバンアルファード・セレナ・ヴォクシーなど
セダンプリウス・クラウン・アテンザ・シビックなど
コンパクトフィット・アクア・シエンタ・フリードなど
軽自動車スペーシア・タント・最新N -BOXなど

一部車種のみの紹介ですが、最近は人気の車種にはシートヒーターが付いているか選択して付けることができるという事ががお分かりいただけたのではないでしょうか?

装備として徐々に普及してきているのが感じ取れますね。

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