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【筆者の実体験】ヤリスでの車中泊、実際の寸法とリアルな感想
カタログの数値だけではわからない、実際にヤリスで車中泊をしたときのリアルな寸法と使い勝手をまとめました。
| 就寝スペース長(最大) | 約140cm〜150cm(前席を前に出せば最大160cm弱) |
| 室内幅(就寝時) | 約100cm |
| 室内高(就寝時) | 約65cm |
📝 実際に寝てみてわかったこと:
ヤリスは後席を倒しても完全なフルフラットにはならず、ラゲッジと後席の間に段差ができます。厚手のマットやクッションで段差を埋めるのが必須です。大人が足を伸ばして寝るには少し窮屈なので、小柄な方や斜めに寝るなどの工夫が必要です。
ヤリスで車中泊は可能です。リアシートを倒せば大人1名〜2名分の就寝スペースを確保でき、車中泊マットなどを用意すれば快適に楽しめます。
この記事では、ヤリスのシートアレンジのコツ、車中泊を快適にする便利グッズ、注意点までわかりやすく解説します。
ヤリスの車中泊適性サマリー
| 総合評価 | ★★★☆☆ (3.4 / 5.0) |
| 快適度(身長別) | ・160cm以下:★★★★☆ ・161cm~170cm:★★★☆☆ ・171cm以上:★★☆☆☆ |
| メリット | 燃費の良さ、取り回しの良さ、手軽さ |
| デメリット | 就寝スペースの狭さ、フルフラットにならない段差 |
ヤリスは、工夫次第で快適な車中泊が可能ですが、特に身長によって快適性が大きく左右されます。身長160cm以下の方であれば比較的快適に過ごせますが、170cmを超えると工夫が必要になります。
ヤリスで車中泊はできるの!?

結論からお伝えしますと、ヤリスで車中泊は可能です。
フラットにはなりませんがリアシートを倒すことで、スペースを確保することができるため、大人1名または大人1名+子供1名程度は問題なく、車中泊を行うことが可能です。
車中泊マットなどを導入することでより快適なヤリスでの車中泊が実現できるでしょう。
当サイトの調査でのヤリスの車中泊快適度評価は、3.4点(5点満点)の評価となっており、車中泊が楽しめる車種と言えます。

賢くてゆとりのあるラゲージスペース。
引用:トヨタ ヤリス広告
ヤリスのラゲージは、ゆとりのある開口幅で荷物を出し入れしやすいのが魅力。6:4分割可倒式リヤシートを倒せば、フレキシブルな使い方も可能です。

荷室の高さは692㎜、幅は1000mm(1M)となっており、車中泊を行うことができますが、SUVなどの車高が高い車と比較すると、荷室の高さが若干低いため、狭い場所が苦手な方などは圧迫感を感じる人もいるかもしれません。
ヤリスの特徴

トヨタのヤリスは、2020年2月発売以来、乗用車車種別売上ランキングの上位を維持する人気コンパクトカーです。2024年から2025年にもその人気は衰えていません。
| 日本自動車販売協会連合会 乗用車販売台数ランキング (2023年1~6月) | 第1位 |
ヤリスは、世界中の自動車販売ランキングでも上位に位置しており、その人気は日本国内のみならず世界的なものです。
初代ヤリスは海外で「ヤリス」という名前で販売され、日本では「ヴィッツ」という名前で販売されていました。
ヤリスは燃費が良く、トヨタの低燃費車の中でも高いレベルの低燃費を実現しています。
具体的には、ハイブリッドモデル「HYBRID X(2WD)」のWLTCモード燃費は36.0km/L、「HYBRID G(2WD)」は35.8km/L、「HYBRID Z(2WD)」は35.4km/L、ガソリン「X(1.0L・CVT・2WD)」は20.2km/Lです。(2026年2月時点、トヨタ公式)
1999年に初めて発売され、日本では初代から3代目まで「ヴィッツ」の名称で販売されていました。しかし、2020年に発売された4代目からは、国内でも「ヤリス」の名称が統一されました。
ヤリスは、そのコンパクトながらも洗練されたデザインと、優れた走行性能、そして快適な室内空間が評価され、多くの賞を受賞しています。
また、多数の派生車を持っており、コンパクトSUVの「ヤリスクロス」やホットハッチの「GRヤリス」などがあります。
ヤリスは、初代から現在の4代目までの各モデルはそれぞれの時代に最適な性能とデザインを提供しています。
| 項目 | トヨタ・ヤリス |
|---|---|
| 燃費 | ハイブリッドモデル「Z(ハイブリッド車 1.5L・2WD)」のWLTCモードでの燃費は35.4km/L、ハイブリッドモデル「G(ハイブリッド車 1.5L・2WD)」のWLTCモードでの燃費は35.8km/L、ガソリンエントリーモデル「X(ガソリン車 1.0L・CVT・2WD)」のWLTCモードでの燃費は20.2km/L |
| デザイン | スポーティな外観が特徴の5ドアハッチバック |
| 乗り心地 | 安定した乗り心地を提供するGA-Bプラットフォームを採用 |
| グレード | ハイブリッドモデル「Z(ハイブリッド車 1.5L・2WD)」、「G(ハイブリッド車 1.5L・2WD)」、ガソリンエントリーモデル「X(ガソリン車 1.0L・CVT・2WD)」など |
| 荷室スペース | 具体的な荷室スペースの数値は公式サイト等で確認する必要がありますが、5ドアハッチバックのため一定の荷室スペースがあります |
| エンジン | 1.0Lの1KR-FE型エンジンと1.5LのM15A-FKS型、M15A-FXE型エンジンがあります |
ヤリスのシートアレンジは?

ヤリスのリアシートはフラットにすることはできず若干傾斜が残ってしまいますが、横幅1メートルのスペースを確保することが可能です。そのため、車中泊マットなどを工夫することでより快適な車中泊が可能となります。
| 就寝スペース長 | 約168cm |
| 荷室幅(最大) | 約100cm |
| 荷室との段差 | 約10~15cm |
就寝スペースの長さは約168cmのため、身長170cm以上の方が足を伸ばして寝るのは難しいでしょう。また、後部座席を倒した際の約10~15cmの段差が快適な睡眠を妨げる要因となるため、段差解消マットなどの工夫が重要です。


助手席側のシートをリクライニングし、運転席後ろのリアシートのみ前に倒すことで、助手席側1名、リア+ラゲッジで1名の2名分の就寝スペースを確保することも可能です。
コンパクトカーなので車内は狭いのですが、工夫次第では就寝スペースを確保することができそうですね。
【最重要】段差問題の解決策
ヤリス車中泊の快適性を左右する「段差問題」。この問題を解決するための3つのアプローチをご紹介します。
1. 段差解消マット・クッション
最も手軽な方法が、市販の段差解消マットやクッションを使用することです。後部座席を倒した際の隙間や段差を埋めることで、フラットな空間を作り出します。車種専用設計のものを選ぶと、よりフィット感が高まります。
2. DIYでフラット化
ホームセンターでコンパネやプラダン(プラスチック製ダンボール)を購入し、自作でフラットな床面を作成する方法です。費用を抑えつつ、自分の好きなようにカスタマイズできるのが魅力です。
3. 車中泊専用マット
厚みのある車中泊専用マット(インフレーターマットなど)を敷くことで、段差を吸収し、快適な寝心地を実現します。厚さ10cm以上のものを選ぶと、段差がほとんど気にならなくなります。
ヤリスで車中泊をされている方の口コミについて
ヤリスが車中泊に向いていることは、上記の情報から分かってきましたが、実際に車中泊を行っているユーザーの口コミや評価について確認を行ってみましょう!
ヤリスでの車中泊についてTwitterユーザーの声
皆さん工夫して快適な車中泊を楽しまれているようですね。
ヤリスのリアシートはフラットにはならないため、マットや場合によっては板などでDIYするなどの工夫を行うことでより快適な車中泊が可能となります。
車中泊ユーザーへのアンケート集計情報
当サイトが車中泊ユーザー300名に対して独自に行ったアンケート結果を確認してみましょう。
【調査対象】
年間1泊以上車中泊を行うユーザー
(キャンピングカーユーザーを除く)
【有効回答数】
300件
【性別分布】
男性 163人 女性 137人
【年齢分布】
20代 48人 30代 115人 40代 85人
50代 39人 60代 13人
【調査項目】
車中泊を行う車種の情報、
頻度、車中泊の目的/理由等
【調査期間】
2023年7月9日~7月11日
【調査方法】
インターネット調査
車中泊の頻度について

車中泊の頻度についてのアンケートを行いました。最も多いのは1泊~3泊の車中泊を行うユーザーで全体の約7割程度となりましたが、10泊以上の車中泊を行うユーザーも全体の1割程度いるようです。
車中泊で利用している愛車に関するアンケートです。

アンケートの結果は、車中泊に対する需要が高まっているという明確な傾向と感じました。現在の車購入時に車中泊を考慮したと答えたユーザーは、やや考慮したユーザーを含めて全体の151名でした。
車中泊経験のある方を対象としたアンケートのため、数字に偏りはありますが、これは、全体の約50%のユーザーが車中泊を一定程度意識した上で車を選んでいたことを示しています。
しかしながら、次回の車購入時に車中泊を考慮すると答えたユーザーは、全体の約65%となる195名と大幅に増加しており、ユーザーの間で車中泊の需要が高まっていると考えます。
よく利用する車中泊場所は?

高速道路SA・PAと道の駅が人気の車中泊場所のようです。その他の回答としては以下のようなものがありました。
| カテゴリー | 具体的な場所 |
|---|---|
| 公共の施設 | 公園の駐車場、海水浴場近郊のパーキング、大きな公園の駐車場、川辺や公園駐車場 |
| コインパーキング・有料駐車場 | コインパーキング、月極駐車場、街中の駐車場(有料、無料両方) |
| 自然環境・レジャー施設 | 登山口近くの駐車場、スキー場、河原、山、素敵な自然のある場所、釣り場や釣り船指定の駐車場 |
| 私有地 | 自己所有の広い土地、仕事先の現場の駐車場(許可がもらえた場合のみ)、居酒屋の駐車場 |
車中泊を行う目的や理由について

アンケート回答結果からは、節約のためや移動手段としての車中泊という回答が多かったのですが、その他の理由としては、災害時の準備のためという回答が複数ありました。
災害時の避難場所や避難の際の手段としても車中泊は有効な手段なので、緊急時に備えて練習をしておくのも良いかもしれません。
その他の回答は以下の通りです。
| カテゴリー | 具体的な理由 |
|---|---|
| スケジュールの都合 | 移動途中の疲れを取るため、仕事で早朝出勤があるため、朝からのイベントに出かけた時、子供のスポーツ試合の出発時間のため |
| レジャー・趣味 | 長距離ドライブが好き、温泉・秘湯巡りのため、星空鑑賞、キャンプ、初日の出を見るため |
| ペットとの共有 | 犬(小型犬)を連れていくことがある、ペットと気兼ねなく旅行できる、愛犬と一緒に寝たいため |
| 家庭や仕事の事情 | 家族との喧嘩後、家にいたくないから、仕事が終わってからすぐに旅行に出るため |
| 安全・安心 | テントより寝心地がよく安心、災害時の訓練として、キャンプで夜大雨になった時の避難として、お酒を飲んだ後の酔い覚ましとして |
車中泊のために購入したものは何ですか?

マット類の購入が一番多く、次がカーテン・サンシェードの購入が多くなっています。
寝袋が多いと予想していたのですが、意外にも寝袋は少なく、自宅から布団や毛布を持ち込んで利用しているユーザーが多いようです。
その他の回答は、電気毛布やポータブル扇風機、カセットコンロやネックピローなどがありました。
ヤリスならこんな時にも車中泊できます
車中泊の目的は人それぞれですが、以下のようなケースが一般的な利用シーンとして挙げられます。
ヤリスは車中泊が実現できる車なので、次のような目的の車中泊にもピッタリマッチします!
早朝のお出かけ
魚釣りやスキーなどのアウトドアの他に、遠方でのイベントに早朝から参加するために車中泊を行うときなどに、車中泊される方も多いのではないでしょうか?
メリットとしては目的地のすぐ近くで宿泊できる点ですね、しかも宿泊予約等も必要もありません。
私の職場にも、金曜日の夜にはそのまま車で魚釣りに出かけて、釣り場で仮眠して早朝から趣味の魚釣りを楽しむ方がいらっしゃいます。
理由は良い釣り場が早くから確保できるとの事、しかも釣り場には同じように車中泊をしている人が沢山いるようです。
時間を有効活用して趣味を楽しむ人にも車中泊はぴったりですね。
帰宅が遅くなる場合
外出等で意図せず帰宅が遅くなった場合にも、適切な場所を確保して車中泊を行うことで、その後のドライブも安全に行うことが可能です。
運転席などで仮眠をとることも良いですが、ヤリスなどの車中泊に適した車種の場合は、車中泊グッツをあらかじめ常備しておくことで、車中泊によってより快適な睡眠を得ることができます。
遠方への移動
旅行ではなく、遠方までの移動が目的の場合でも、休憩や睡眠は安全運転の面からも重要です。
ホテルや旅館などでの宿泊も良いですが、移動経路で睡眠を車中泊で済ませてしまうことで、長期移動をより効率的に行うことが可能です。
ホテルなどの宿泊施設にはチェックイン・チェックアウト時間が定められていますが、車中泊であれば休息を取りたいタイミングで睡眠をとったり、複数回に分けて、休息をとることもできる点もメリットですね。
車中泊の基本

車の中で睡眠をとること全般を車中泊といいますが、ヤリスのように、後部座席をフラットにすることができる車種であれば、フラットシートで横になって睡眠をとることが可能です。
睡眠不足の状態や、体が疲れている状態での車の運転は危険を伴うため十分な休息をとることは安全面から見ても非常に重要です。
運転席でとる短時間の仮眠ではなく、座席をフラットにして車内で睡眠をとる車中泊の場合は、場所の確保などで以下のような注意が必要となります。
車中泊場所の探し方
車中泊を行うためには、数時間の睡眠を取る間も安全に駐車できる場所を適切に確保する必要があります。
最低限以下の3つを満たす車中泊の場所を確保することが理想です。
- 長時間駐車でも迷惑にならない場所
- トイレが近くにある
- 安全が確保できる場所
快適な車中泊を行うためには、場所の確保が重要です。
欲を言えば他にも、
- できるだけ水平(まっすぐ)な平地の駐車スペースを確保する。
- 温泉やシャワーなどの入浴施設が近くにある場所
- 景観などを楽しめる場所
などについても、考慮するとより快適な車中泊が体験できるでしょう。
次に車中泊でよく利用されている場所を確認してみましょう。
車中泊によく利用される場所
車中泊場所としてよく利用されている場所を、それぞれの特徴を踏まえてご紹介します。
高速道路SA/PA

車中泊スポットとして最もよく利用されている場所です。運転につかれたドライバーが運転席で仮眠しているケースやトラックドライバーが仮眠をとっているのも良く目にしますね。
SA/PAはトイレや手洗い場などが整備されており、飲食店も充実しています。
大きなところには温泉設備があるところもあるため、車中泊にはもってこいのスポットと言えますね。
車中泊場所としても良く利用されていますが、NEXCOのWEBサイトには以下のような注意書きがされています。
SA・PAは高速道路を利用されるお客さまの休憩などを目的としている施設であり、またその駐車可能台数には限りがございます。休憩を必要とされているお客さまが快適にご利用いただけるよう、駐車マナーを心掛けていただいて、お客さま同士でゆずり合いながらご利用をお願いしているところです。
NEXCO WEBサイト
車中泊が禁止されているわけではありませんが、必要以上に連泊をしたり他のドライバーの方に迷惑が掛からないように注意は必要です。
また、トラックの駐車が多いSA・PAでは、アイドリングを止めることができない冷蔵/冷凍トラックのドライバーさんがアイドリングした状態で仮眠をとっているケースもあるため、アイドリング音が気になる場合は駐車場所に気を付ける必要があります。
>>NECXO東日本 サービスエリア情報
>>NEXCO中日本 サービスエリア情報
>>NEXCO西日本 サービスエリア情報
道の駅
日本全国1000か所以上にある道の駅も、車中泊の人気スポットの一つです。

こちらも、一般車両の他にトラックやキャンピングカーなどの休憩や車中泊スポットとして活用されていますが、マナーの悪い一部のドライバーの影響で、車中泊を禁止している道の駅もあるため、車中泊禁止の張り紙等がされている道の駅などでは、車中泊は行わないようにしましょう。
また、道の駅は静かな山間部等に開設されいるケースが多いため、不必要な騒音やアイドリングには十分に注意を払い、周囲の方々の迷惑にならないように注意しましょう。
ドライブイン
高速道路の普及で数が減少しているドライブイン、大きな駐車場がありドライバーの仮眠についても許可をしているドライブインも多数あります。
まだ、200か所のドライブインがあるといわれており、現在も残っているドライブインはどこも特徴のある料理を提供しており人気のスポットです。
あくまでお店の駐車場を借りる形になるため、車中泊させてもらう場合にはドライブインのレストランを利用するようにしましょう。
RVパーク(有料の車中泊専用施設)

RVパークとは日本RV協会が『快適に安心して車中泊が出来る場所』を提供するために、定めた以下の基準を満たす車中泊施設となります。
RVパークの基準
- 余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)
- 24時間利用可能なトイレ
- 100V電源が使用可能(20A以上推奨)
- 入浴施設が近隣にあること(車で15分圏内)
- ごみ処理が可能
- 入退場制限が緩やか
- 看板の設置(指定ロゴを日本RV協会より支給)
- 複数日の滞在が可能
専用の駐車スペースが設けられており、車中泊を快適に過ごすことが可能です。
キャンピングカーの利用が多い施設ではありますが、一般車両でももちろん利用可能です。
中には、温泉施設が併設されていたりコインランドリーや休憩スペースの他、BBQや焚き火などが可能な施設もあります。
予約が必要な施設も多く、利用料金としては1泊あたり1,500-5,000円程度の料金が必要となります。
ホテルなどの宿泊施設と同様にチェックイン、チェックアウト時間が設けられているため利用については注意が必要です。安全で快適な車中泊を行いたい方にはおすすめの施設です。
オートキャンプ施設

オートキャンプは、キャンプ場の中まで車で乗り入れることが可能で、テントスペースのすぐ隣に専用の駐車区画が平併設されている施設になります。
キャンプ場は、トイレや水場などの設備が充実しており、電源が利用できる施設なども増えてきているためオートキャンプ場を予約して、車中泊を行うユーザーも増えてきています。
注意点としては、車中泊を禁止ているキャンプ場も多くなっているため、車中泊を行う予定でキャンプ場を利用する場合は、事前にしっかり車中泊可否の確認を行いましょう。
キャンピングカー専用エリアを設けている場合は、そちらであれば、キャンピングカー以外の一般車両でも車中泊可能となっているケースもあります。
キャンプ場で車中泊禁止の施設が増えている理由としては、騒音(ドアの開閉やアイドリングやオーディオの音)、車の各種ライト類などの光などが、他のキャンパーの迷惑になるという理由から禁止となっている施設が増えているようです。
車中泊可のキャンプ場を利用する際にも、周囲のお客さんの迷惑にならないように十分に注意しましょう。
ヤリスでの車中泊のメリット・デメリット

車中泊が静かなブームになっている理由としては、車中泊ならではのメリットがあるためです。具体的なメリットとそれに伴うデメリットや注意点についてどのようなものがあるのか、確認しておきましょう。
メリットについて
(1)自由度が高い!
気が向いたタイミングで、車中泊に出かけることができる点、逆に気が向かなくなれば自由に中止することも可能です。
予約が不要の場所の車中泊であれば、チェックインやチェックアウトなどもなく、時間的な制約もありません。
そのため、車での移動や旅行を計画している人にとっては自由度の高さが評価されています。
(2)お金の節約になる
旅行の目的は人それぞれですが、ホテルや旅館などの宿泊施設での滞在を楽しみにしていない人にとっては、「寝るだけの場所に高いお金を払うなんて・・・」と考えている人も多いようです。
そのような人にとっては、車中泊はコストを最小限に抑えることができる点が評価されています。
宿泊費用の浮いたお金を基に、ちょっと良い食事をしたり、イベントやアクティビティを楽しんだり他の面での旅の目的を充実させている方が多いようですね。
(3)車中泊が楽しい!
純粋に車中泊を趣味として楽しんでいる方も多くいらっしゃいます!
アウトドアのような非日常を、車内という限られたスペースでどのように工夫して行うかという点に趣味としての楽しみがあります。
また、狭いスペースや限られた物資をどのように工夫するかなどの点をゲーム感覚で楽しみ、便利な車中泊グッツやDIYなどを駆使して、より快適な車中泊を楽しむことも
(4)災害時などの緊急時の対応の訓練になる
地震や水害などの災害時などの際に、一時的に家に住むことができなくなってしまったり、避難を余技なくされることも考えられます。
その際に車を避難場所とする「車中泊避難」も注目されており、日常から車中泊を経験しておくことで緊急時に焦らずに対応することが可能となります。

トヨタ自動車が発行している「車中泊避難ヘルプBOOK」に掲載されている情報でも、災害時に避難した場所(最も長い時間滞在した場所)は自動車の中という回答が最も多くなっています。
緊急時の避難等に備えて、日常から車中泊の経験や備えを行っておくことは、防災の観点からもメリットがあるといえます。
デメリットと注意点

どんなものにもメリットがあればデメリットもあります、車中泊についても当然デメリットもあります。
デメリットと注意点を合わせてご紹介します。
(1)就寝スペースが限られる
キャンピングカーのように専用の就寝スペースが設けられていない乗用車の場合は、就寝のためのスペースが限られてしまうため、ホテルや旅館などの宿泊施設での宿泊と比べて、窮屈に感じてしまうこともあります。
快適な就寝のためには、就寝のためのマットを導入するなどの工夫が必要になります。
(2)トイレやお風呂などの宿泊に関する設備がない
生活していくうえで欠かせないトイレやお風呂の確保が必要です。
特にトイレについては、夜間などでも必要になるケースがあるため、トイレにアクセスしやすい場所を確保することが重要です。
また、夜間に女性やお子さんが一人でトイレに行く必要がある際に安全面の確保ができるかどうかについてもしっかり確認しておきましょう。
(3)温度管理が難しい
車中泊を行う夜間においても、夏は車内の温度は非常に高温になってしまいますし、冬季は非常に低温になってしまうため、温度管理が難しい点も車中泊のデメリットとなります。
車のエアコンを利用するために長時間アイドリングを行うことは、騒音の面からも、安全面からもおすすめできません。
静かな場所でアイドリングを続けることは、周囲への迷惑になってしまいトラブルの引き金になってしまうこと考えられますし、万が一、雪や樹木などでマフラーがふさがれてしまった場合に、排気ガスが車内に逆流してしまい、窒息の恐れもあります。
そのため、アイドリングを行わずに、温度管理を行う方法が必要となります。
季節別の快適化対策
夏の暑さ対策
- USB扇風機・サーキュレーター:車内の空気を循環させ、体感温度を下げます。
- 遮熱シェード:直射日光を防ぎ、車内温度の上昇を抑えます。
- ポータブルクーラー:コンパクトカーでも十分な冷却能力を発揮するモデルが増えています。
冬の寒さ対策
- 電気毛布:ポータブル電源と組み合わせることで、エンジンを停止した状態でも暖かく眠れます。
- 寝袋(シュラフ):冬用のものを選べば、-10℃程度の外気温にも対応可能です。
- 結露対策:窓に断熱シートを貼ることで、結露を軽減できます。
ヤリスでの車中泊をより快適に過ごすには
車中泊ブームによってさまざまな車中泊グッツが発売されています。
その中でも特におすすめなアイテムをいくつかご紹介します。
車中泊マット


車中泊で布団・毛布や寝袋などを利用されている方もいらっしゃいますが、布団や寝袋は暖をとることはできますが、床面の硬さを解消するものではないため、布団や寝袋を利用する場合でも何等かのマットなどを下に敷いて車中泊をすることをおすすめします。
キャンプ用品などでも販売されている「インフレーターマット」は利用しない時にはコンパクトに収納することができるため、車中泊にはおすすめのアイテムです。
インフレーターマット

車中泊専用マット

車中泊でより快適な睡眠を求める方には、車中泊専用に開発された専用の車中泊マットも発売されていますので、そちらもおすすめです。いずれも購入の場合には必要なサイズをしっかり確認してしてください。
インフレーターマットはAmazonで5,000-15,000円前後で販売されています。
車中泊専用マットは、18,000~25,000円前後で販売されています。
車中泊専用マットは、少し割高ですが、マットの厚さが10㎝あるため、シートの凹凸をうまく吸収して快適な睡眠を行うことが可能です、予算に余裕のある方は検討してみてください。
車種専用ブラインドシェード


車中泊の際に外部の視線を完全に遮断するためには、ブラインドシェードが最適です。
汎用的なブラインドシェードも販売されていますが、少しの隙間からでの車内を外から除かれてしまうリスクはあります。
その点、車種専用に設計されたブラインドシェードであれば、完全に視界をシャットアウトすることができるため、車中泊中に外からの視線を完全にシャットアウトすることができます。
また、遮熱効果もあるため、車内の温度を一定に保つ作用も期待できます。
快適な車中泊と安全の確保のためにはおすすめのアイテムです。
ヤリス用サンシェード

ヤリス用カーテン サンシェード

車種ごとに専用設計されているため、窓にぴったりと装着することが可能です。
遮熱効果の高い、アルミ素材で作られた物や、デザイン性の高いブラック布地で作られたヤリス専用のサンシェードも販売されています。
いずれの商品も車種専用設計のため、装着時に隙間なく装着できるため、外部から除かれたりする心配がなくなります。
ポータブル電源
少し価格が高いアイテムですが、ポータブル電源も車中泊ユーザーには人気の商品です。
ポータブル電源があれば、スマートフォンの充電などはもちろん、暑いときには小型のファンを回したり、寒い時期には電気毛布を利用したりすることも可能です。
車内での利用にかぎらないため、キャンプでの利用の他、停電や災害の際などにも活躍するアイテムです。
私はポータブル電源を活用して、車中泊の際にお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、カップラーメンを食べたりしています。
おすすめのポータブル電源
Anker 535(最大500W)

Anker 535で利用できる電気ポット
象印 CH-CE10-WG

お湯を沸かすためにはある程度パワーのあるポータブル電源が必要となりますが、上記の組み合わせであれば十分にお湯を沸かすことができるので、個人的には非常のおすすめのセットになります。
Anker535は、シガーライターからの充電も可能なため、走行時にはポータブル電源に充電を行い、車中泊のタイミングで利用するという形で活用しています。
また、ライトも装備されているので、車中泊にもってこいのポータブル電源だと思います。
象印 CH-CE10-WGは消費電力が少ないため、お湯を沸かすのに少し時間がかかりますが、ポータブル電源でも問題なく動作し、重量も軽いため、車中泊利用にはもってこいの電気ポットです。
【重要】安全対策:一酸化炭素中毒とエコノミークラス症候群
車中泊で最も注意すべきは、命に関わる2つのリスクです。
一酸化炭素(CO)中毒
特に積雪時は、車のマフラーが雪で埋もれてしまうと、排気ガスが車内に逆流して、一酸化炭素中毒に陥るおそれがあります。
北海道薬剤師会「やむをえないクルマでの避難(車中泊)の注意点」
就寝時にエンジンをかけたままにするのは絶対にやめましょう。暖房は電気毛布や寝袋を活用し、換気のために窓を少し開けることが重要です。
エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)
狭い車内で長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなり血栓ができやすくなります。予防のためには、定期的に車外へ出てストレッチをする、足首を回したりふくらはぎをマッサージする、こまめな水分補給、着圧ソックスの着用が有効です。
専門家Q&A
A. 正直なところ、かなり厳しいと言わざるを得ません。就寝スペースの幅が約100cmしかなく、大人2人が寝返りを打つ余裕はほぼありません。短時間の仮眠であれば可能ですが、快適な睡眠を求めるのであれば、1人での利用に限定するのが賢明です。もう少し広いスペースが欲しい方は、ヤリスクロスの車中泊の記事も参考にしてください。
A. ポータブル電源と電気毛布の組み合わせが最も安全で効果的です。700Whクラスのポータブル電源があれば、中程度の出力で6~8時間は電気毛布を使用できます。冬用の寝袋(-10℃対応など)とブラインドシェードを併用すれば、外気温が氷点下でも快適に眠れます。
A. コスパを最優先するなら、DIYが最も安価です。ホームセンターでプラダン(プラスチック製ダンボール)と銀マットを購入し、段差部分の型を取って重ねるだけで、数千円で簡易的なフラットスペースが作れます。ただし、寝心地や耐久性は専用品に劣るため、「まずはお試しで」という方におすすめです。
車中泊についてのまとめ

トヨタのヤリスはコンパクトカーですが、車中泊が可能な車種です。
さらに、少しの工夫と準備をすることで、より快適な車中泊体験が可能な車です。
しかし、車中泊を行う際には、場所の選定や車内の温度・湿度管理、プライバシーの確保など、いくつかの点に注意を払う必要があります。
これらの要素を適切に行うことで、安全で快適な車中泊を実現できます。
この記事では、ヤリスでの車中泊に必要な基本的な知識から具体的なアドバイスまでを解説しました。
これらの情報を活用して、ヤリスでの車中泊をより楽しく、安全に行っていただければと思います。
参考文献
北海道薬剤師会. やむをえないクルマでの避難(車中泊)の注意点.
ウェザーニュース. 車や避難所でのエコノミークラス症候群を防ぐ方法.
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車中泊をより快適に楽しむために乗り換えを検討するなら、まずは今の愛車がいくらで売れるかを知っておくことが大切です。
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