日本1面に占めるグリルの割合が大きい車、トヨタヴォクシー!
現在、新車で買えるヴォクシーは2021年12月にフルモデルチェンジをした新型です。
デザインに加え、室内空間、燃費性能、乗り心地、全方位でさらなる進化を遂げています。
2023年1月現在、納期の長期化という不安要素はあるものの、ファミリー層にとっては日常のショッピングやお出かけ、レジャーに大活躍間違いなしのノア・ヴォクシーですが、今回はヴォクシーについて解説します。
是非みなさまの車選びの参考にしてみてください!
忙しい人はこれだけ見たらOK!トヨタヴォクシーの特徴!
2023年最新版新型ヴォクシーのグッドポイント
- 新開発の1.8Lエンジン+次世代ハイブリッドシステムでクラストップの静粛性と燃費性能
- なんと燃費は23.0〜23.4km/L!!!!!
- 2列目にオットマンの設定あり!さらにシート間の距離が伸び3列目にウォークスルーしやすくなった!
- 安全には妥協しない、トヨタ車でもトップクラスの安全性能!
- ついについたぞ!電動パーキング!
- テールゲートは電動!らくらくオープン可能!(一部グレードはオプション設定)
後悔先に立たず!買う前に注意したいヴォクシーのイマイチなポイント!
- 4輪駆動モデルや上位グレードには8人乗りはない!
- 最も低い所は地面から14センチ、ご自宅にスロープがある人は要注意!
- CD、DVDを視聴するには74,800円のオプションをつける必要がある。
- 乗り心地はやや硬め、ライバル車種に比べても硬さがわかる程。
- 運転席、助手席のウォークスルーはしにくい。
それではさらにヴォクシーについて掘り下げていきましょう!忙しい人はここまで読んでくださりありがとうございました!
さあ、続きに行きましょう!!!
若い世代からの人気は箔押し!新型ヴォクシーを徹底解説!
2022年1月、ミニバン市場に先陣を切って姉妹車であるノアと共に、登場したのがこのヴォクシーです。
2001年に登場した初代からいままで、ずっと売れ続けている大ヒットミニバンは、特に若い世代から大人気で、新型となったいまでも、多くの人がヴォクシーを指名で買いに来ると販売店は言います。
特に先代のヴォクシーの人気は凄まじく、新型の発売から1年を経過した現在でも1日に見ない日はないといえる売れっぷりでした。
そのヴォクシーが遂にフルモデルチェンジ!
車の骨格といえるプラットフォームTNGA(Toyota New Global Architecture)という車の骨格にあたる構造を新しく採用し、乗り心地や燃費性能がアップしました。
ヴォクシーの特徴といえばなんといってもこの大胆に開いたフロントグリル!
そのデザインは大胆に大きくあいたフロントグリルが特徴的で、押し出し感の強かった先代からさらにその存在感をアピールしてきました。
ただ、サイズも先代と比べ大きくなり、ノアはノーマルモデルが用意されていますが、このヴォクシーはエアロのついたモデルのみの設定となっています!
新型ヴォクシー フルモデルチェンジのポイント!【新旧比較】
ヴォクシー新型・旧型の比較
旧型ヴォクシーから変わったポイント
- 価格は先代ハイブリッドzs煌から約30万円値上げ
- 高さ7センチアップ
- ハイブリッドバッテリーがニッケル水素からリチウムに進化
- 燃費が19km/Lから23km/Lへ大幅進化
- アダプティブクルーズコントロール追加
- レーンキープアシストシステム追加
- 電子制御パーキングブレーキへ
- パワーテールゲートが追加
- 後席シートヒーター、ステアリングヒーターがオプション追加
さらに、安全性能はトヨタセーフティセンスが進化し、ドライバーの負担は少なくなるので遠方に旅行に行く時など、大変便利になりました!そして、ヴォクシーにもようやく電子制御パーキングブレーキが採用されました。駐車時にブレーキから足を放していても停車を保持してくれます!
トヨタ新型ヴォクシーのエンジンとハイブリッドシステムは?
新型ヴォクシーには、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意されています。ガソリンモデルは2リッターエンジンとCVTの組み合わせで、最高出力は170馬力を6000回転で発生させます。
といってもイマイチイメージできないと思いますので、簡単に説明すると、『日常利用に十分な性能』です。
一方、ハイブリッドモデルはトヨタの新開発エンジン1.8Lエンジンと次世代THS(トヨタハイブリッドシステム)...何でもかんでも頭文字をとった単語にしたがる車業界の悪いところ。
これはすごいエンジンで、クラストップの静粛性と燃費性能を誇ります。
さらにバッテリーはニッケル水素電池からリチウムイオンバッテリーに変更されています。
とにかく、大幅な進化をしたという認識で大丈夫です!
トヨタ新型ヴォクシーの燃費性能は?ライバルと比較!!
奥様!!!燃費のいいミニバンをお探しですか!?
お任せください、このヴォクシーの燃費は、
4輪駆動は14.3~14.4km/L
4輪駆動は22.0km/L
ミニバンでこの燃費性能は化け物です。他のメーカーと比べてもその差がわかります。
各メーカー最もいい燃費のモデルで比較してみましょう
燃費(WLTCモード) | |
---|---|
ノア・ヴォクシー | 23.4km/L |
ステップワゴン | 20.0km/L |
セレナ | 20.6km/L |
圧倒的です。ちなみに他車種と比べて年間どのくらいガソリン代が違うかというと、年間約1万円程違います。
年間1万円節約できると考えると、奥様の財布の紐も緩みそうですね!
オットマン採用でワンランク上の快適空間!
続いてヴォクシーの室内空間ですが、ミニバンということでまずは2列目、3列目の使い勝手を見ていきましょう。
まず目に入るのは2列目のシートに用意されたオットマンです。
ゆったりと座れるシートに膝下を支える補助がついています。
この機能、ワンランク上のアルファードや、ヴェルファイア同等のもので快適性が先代と比べアップしています。
もちろんシートのロングスライドにも対応しており、3列目に人が乗らないときは2列目のシートをかなり後ろまで下げることができ、その快適性をさらに向上させることができます。
そのほかにもヴォクシーの後席には快適な室内空間を演出する装備が用意されています。
- 安心快適パッケージというオプションをつけると、2列目にもシートヒーターが装着!!
- 2列目の窓に網戸調のブラインドが標準装備!
- USBポートがシート横にあるので充電しながらスマホに触れる!
- オプションで14インチの有機ELディスプレイを用意!!
- 2列目シートは中央に寄せる作業をしなくてもロングスライドできる!
- リクライニング、オットマン、ロングスライドで超快適な2列目空間!!
3列目シートはレバーを引いたら背もたれが倒れてそのままポンっと跳ね上がる!
素晴らしい機構です!ヴォクシーの3列目はなんといってもこの収納方法の簡単さ!
女性でも簡単に収納できるので、ラゲッジを拡大したい時非常に便利です。
室内空間で注意したいポイントは次の3つ!
- 2列目シートヒーターや、助手席後ろのテーブルなどはオプション設定なので必要な人は忘れずにつけましょう!
- 2列目のロングスライド時は3列目は使用不可。
- 3列目にUSBポートはついていない。
トヨタヴォクシーの安全性能はトヨタの中でもトップクラス!
次は安全装備です。ヴォクシーはトヨタ車の中でもトップクラスの安全性能を誇ります。
安全装置の名称はぱっと見どんな機能なのか分かりづらいものが多くありますが、一気にご紹介します。特に安心だと感じるポイントをご紹介しますので、名称部分は流し見していただいてオッケーです!!
- プリクラッシュセーフティ
- 緊急時操舵支援機能
- レーントレーシングアシスト+レーンディパーチャーアラート
- レーダークルーズコントロール
- オートマチックハイビーム
- ロードサインアシスト
- ドライバー異常時対応システム
- プロアクティブドライビングアシスト
- 発信遅れ告知機能
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)
- 緊急ブレーキシグナル
カタカナが連続しすぎてもはや読むのすら難しいですね。これらは全て標準で装備されているので参考程度にご覧ください。
自動ブレーキや、前を走る車との距離を一定に保ちつつ速度を調整してくれる半自動運転に近い機能が標準で備わっているのは嬉しいポイントです!
続いてオプション設定の安全装備のご紹介です。
- フロントクロストラフィックアラート
- 緊急時操舵支援
- レーンチェンジアシスト
- ブラインドスポットモニター
- 安心降車アシスト
- パーキングサポートブレーキ
- トヨタチームメイト「アドバンストドライブ」
- トヨタチームメイト「アドバンストパーク」+パーキングサポートブレーキ
こちらもカタカナオンパレードです。
中でも安心降車アシスト、これは子供がいるご家庭には強くおすすめしたいオプションです。
後席から降りようとしたとき、車の後方から自転車や車が接近していると判断されるとパワースライドドアの開閉が中断されるというものです。
子供は車から降りると目的地に勢いよく走り出します。後方から車が来ていることに気づかず出てしまうと、想像するだけで恐ろしいですね。この機能がつくだけでもオプションを付ける必要性がありそうです。
そのほかにも自動で駐車をサポートしてくれる機能や、高速道路や自動車専用道路が渋滞中のとき、ドライバーが前方を向いて安全を確認していると判断されると、半自動運転を行なってくれる機能も装着されます。
ヴォクシーのグレード構成とおススメオプションをご紹介!
ヴォクシーのグレード構成は以下の通り!
ガソリンモデル | ガソリンモデル | ハイブリッドモデル | ハイブリッドモデル | |
---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD |
S-G | 3,090,000円 | 3,288,000円 | 3,440,000円 | 3,660,000円 |
S-Z | 3,390,000円 | 3,588,000円 | 3,740,000円 | 3,960,000円 |
今回のヴォクシーはグレード構成が分かりやすいので選ぶ際はガソリンモデルかハイブリッドのどちらかをまず選択しましょう!
では実際に買うにはどのくらい予算を用意しておけばいいのかオンラインで見積もりシュミレーションができるので確認してみました!
ヴォクシー、ハイブリッドの上位グレードで安全装備は妥協せず、10.5インチのディスプレイモニターを装備したコミコミ価格は約470万円!!
車両本体価格に約100万円ほどプラスされていることが分かります。
これには、前述した安全装備や、快適オプションを装着している見積もりになりますので実際に必要なオプションだけを選ぶと、もう少し金額を抑えることができそうです。
購入後に後悔しないようにオプションはしっかり選ぶことをおすすめします。
必ずつけたいおすすめオプション!
快適利便パッケージ
- デュアルパワースライドドア
- ナノイーx
- パワーバックドア
- 後席セカンドシートオットマン+シートヒーター
- ステアリングヒーター
などがセットになったオプションで、後付けができないので迷ったら付けておきましょう!!
注意!オットマンは2WDにしか付きません!
ブラインドスポットモニター トヨタチームメイトアドバンストパーク
ディスプレイオーディオ10.5インチ
パノラミックビューモニター(床下投下表示機能付き)+パーキングサポートブレーキ
車両を上から見たような映像がナビ画面に表示でき、後方からの車両や歩行者の接近を検知し衝突を軽減させるもの。
アドバンストドライブ(渋滞時支援)
高速道路や、自動車専用道路での渋滞時、ドライバーが前を向いているなどの条件を満たすと運転を支援してくれるシステム。渋滞時の疲労が軽減されます。
あったら便利オプション
14型有機EL後席ディスプレイ
A4サイズと同じ大きさの画面が装着できます!画質もさすが有機ELといったところで、3列目からもはっきりその映像が確認できます。お子さんがいらっしゃる方には特にうれしいですね!
ライバルとの熾烈なシェア争いは今後激化!?
新型のヴォクシーには魅力的なライバル車種が複数存在します。
2023年2月現在、ホンダからはステップワゴン、日産はセレナをフルモデルチェンジし、このミドルサイズミニバンの競争は激しさをましています。
また、ヴォクシーの上位グレードは価格も相まって同じトヨタでもアルファードやヴェルファイアなどといった上位機種も比較対象に上がってくる例もあります。したがって、ヴォクシーのライバルとなりうる車種は次の通り!
- ステップワゴン(ホンダ)
- セレナ(日産)
- アルファード(トヨタ)
- ヴェルファイア(トヨタ)
- デリカ(三菱)
ライバルには魅力的な車種が揃っていますが、このヴォクシーは全方位で抜かりのない準備をして登場しています。
なんといっても燃費性能、安全性能はクラストップの性能です。
個性的なフロントマスクと相まって、間違いなく所有満足度をあげてくれる車であるといえます。
ヴォクシーのデメリット!これが許容できれば買い!!!
- 4輪駆動モデルや上位グレードには8人乗りはない!
- 最も低い所は地面から14センチ、ご自宅にスロープがある人は要注意!
- CD、DVDを視聴するには74,800円のオプションをつける必要がある。
- 乗り心地はやや硬め、ライバル車種に比べても硬さがわかる程。
- 運転席がやや中央に寄っているため、ドライビングポジションが運転者にとって良くない。
- デザインは賛否両論!好き嫌いが分かれるデザインで女性からの支持はイマイチか、、、
中でも、上二つ。常時8人乗るご家族は4輪駆動も上位グレードも選べません。しかし、そのような家族は稀ですし、2列目はキャプテンシートのほうが使い勝手はいいのでこのデメリットはそこまで気にすることではないでしょう。
ヴォクシーの車体で最も低いポイントは地面から14センチ。これちょっとイメージできない人は、iPhone13プロの縦の長さと同じくらいです。
駐車場などの車止めは9~11センチのものが多く、あたることはありませんが、傾斜していたり乗車人数によってはひやりとすることがあるので注意が必要です。特にフロントのリップが他の車に比べ低いので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それでは最後にもう一度グッドポイントとイマイチポイントをまとめて終わりたいと思います。
2023年最新版新型ヴォクシーのグッドポイント
- 新開発の1.8Lエンジン+次世代ハイブリッドシステムでクラストップの静粛性と燃費性能
- なんと燃費は23.0〜23.4km/L!!!!!
- 2列目にオットマンの設定あり!さらにシート間の距離が伸び3列目にウォークスルーしやすくなった!
- 安全には妥協しない、トヨタ車でもトップクラスの安全性能!
- ついについたぞ!電動パーキング!
- テールゲートは電動!らくらくオープン可能!
後悔先に立たず!買う前に注意したいポイント!
- 4輪駆動モデルや上位グレードには8人乗りはない!
- 最も低い所は地面から14センチ、ご自宅にスロープがある人は要注意!
- CD、DVDを視聴するには74,800円のオプションをつける必要がある。
- 乗り心地はやや硬め、ライバル車種に比べても硬さがわかる程。
- 運転席がやや中央に寄っているため、ドライビングポジションが運転者にとって良くない。
- デザインは賛否両論!好き嫌いが分かれるデザインで女性からの支持はイマイチか、、、
個性的で大胆なエクステリアデザインと圧倒的な燃費性能。
もし購入を迷っている人は今すぐ販売店に足を運んでみましょう。
この記事がいいカーライフのスタートをお手伝いできれば幸いです。
また別の記事でお会いしましょう。
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