日産セレナ安全性と自動ブレーキは運転しにくいか運転しやすいか?

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日産セレナには安全性能が充実しています。

ではそれがゆえに運転しにくいというということはあるのでしょうか?

早速考えてみましょう。

目次

日産セレナは運転しやすいかしにくいかどっち?

引用:https://www3.nissan.co.jp

セレナは先進の安全装備が備え付けられています。

まず注目すべきはプロパイロットシステムです。

高速道路での渋滞走行時と巡航走行時での長時間運転した際にドライバーを手助けしてくれる機能です。

セレナはこのプロパイロットによってアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御してくれます。

前方の車を検知した場合、車間距離をキープし更に車線中央もキープしてくれるよう手助けをしてくれます。

これによってドライバーの渋滞によるイライラと疲労を軽減してくれ、家族での旅行も楽しくなることでしょう。

高速道路運転時では運転しやすいかどうか考えたときプロパイロットはドライバーの運転操作を支援してくれるので運転自体はしやすいと思います。

しかし、注意することがあります。

前方が霧や雨などの視界不良による場合には前方に車がいたとしても反応してくれない可能性があります。

また車線は薄くなってきます。

そのため薄くなっている車線では中央を維持してくれないかもそれません。

プロパイロットはドライバーの運転を最大限支援してくれますが、それに頼った運転はせずに、ドライバーは常にしっかりと周りを見ることが重要です。

続いて街乗りです。

街乗りでは基本プロパイロットは使用しません。

セレナのe‐powerで考えてみましょう。

e‐powerではノーマルモードとエコモードの2つがあります。

ノーマルモードはそう普通の車と変わらないモードです。

一方エコモードはエンジンとCVT(連続可変トランスミッション)の制御が変化し、低燃費走行をします。

エコモードの場合、燃費の良いアクセル操作をするため、発進時にどうしても行いがちになる過剰なアクセル操作を制御してくれます。

ここまで見ると、燃費が良く運転しやすいかと思いますが、弱いところもあります。

アクセルを制御するため、荷物や人が乗っている場合力に欠けるところがあります。

また街乗りでは坂道も多いです。セレナはバッテリーと1.2Lのエンジンで駆動します。エコモードだと坂道ではすぐにバッテリーが切れてしまうでしょう。

そうなると1.2Lのエンジンだけで走らなくいけなくなります。これはノーマルモードでも同じことが言えます。急な坂道だとアクセルを強く踏んでも力が足りなくノロノロ走行になってしまうかもしれませんね。

夜間走行でも便利な機能があります。

セレナにはハイビームアシストがついています。

前に車がいないときはヘッドライトをハイビームに、先行車や対向車がいると自動でハイビームからロービームに切り替わり、いなくなるとまた自動で切り替わってくれます。

車を運転していると必ず必要とする操作が駐車です。

セレナにはパーキングアシスト機能がついています。

引用:https://www3.nissan.co.jp

これは駐車枠を指定するだけで、セレナが自動でハンドル操作を行ってくれ、枠内へ駐車してくれるシステムです。

これは車庫でも縦列駐車でも対応してくれているので非常に便利な機能です。

しかしこの機能も必ず事故は起こらないといった代物ではないので、アラウンドビューモニターや検知機能で危険を回避して確認が必要です。

日産セレナの安全性は今必要な自動ブレーキの性能は?

引用:https://www3.nissan.co.jp

セレナのブレーキ性能は確かに高いです。

ですがその機能だけで十分でしょうか?

十分かどうか見るとやはり足りない気がします。

安全性を向上するときにどんな自動ブレーキがあるといいのでしょうか。

あれば尚安全をますことであろうプリクラッシュセーフティです。

これは運転中に起こりうる死角からの急な飛び出しです。

プリクラッシュセーフティ装備車は歩行者、車両、自転車も感知してくれ、もしもの時にブレーキをかけてくれます。

トヨタでは装備されているものがありますが、日産セレナにはまだついていません。

セレナはファミリーカーです。

そのため車両が大きい分歩行者に接触した際は非常に危険です。

そのリスクを抑える為には必要なブレーキサポートではないでしょうか?

他にさらなる安全性に向かうにあたって必要なブレーキ機能はどういったものでしょう。

考えるに2つあると思います。既に日産が取り組みつつあることですが、「ディスタンスコントロールアシスト」です。

この機能は厳密にはブレーキではありませんが、先行車との急な接近に対してアクセルペダルを押し戻すものです。

もう1つは「前方衝突予測警報」です。

これは補足性能に優れるレーダーによって2台前の車両の行動を検知するものです。

この機能を搭載すると、追突事故を大幅に減らすことが出来ると思います。

せっかくの家族旅行の時にあのブレーキ性能があれば事故に遭うこともなかったのにと悔やむ場面も多くなるとは思います。

なので、私自身はこの3つのブレーキ性能がセレナには必要なのではないでしょうか。

日産セレナの横滑り防止機能について

引用:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/vdc.html

多くの車で体験しているとは思いますが、滑りやすい路面やコーナでの曲がり道での滑りで危ないと思ったことはないでしょうか。

セレナにももちろん横滑り防止機能はついています。

どのようなものか見ていきましょう。

セレナにはVDC(ビーグルダイナミクスコントロール)が装備されています。

VDCは横滑り状態をセンサーで判断して駆動輪が空転した場合、走行モーターの出力を抑え駆動力とハンドル操作を向上させます。

また空転している駆動輪にブレーキをかけることでもう一輪の駆動力を確保します。

そしてABS(アンチロックブレーキシステム)もその一つです。

ABSは急ブレーキでタイヤがロックした場合、ブレーキを踏んだままでも自動的にブレーキの解除・作動を繰り返し、グリップ力を回復させるとともに、ハンドリングによる危険回避を確保する装置です。

このVDC機能があれば、滑りやすい路面でもブレーキを踏んだとしてもスピンを抑え、ハンドルも効くようにしてくれ、かつ凍結した路面でも効果を十分に発揮してくれます。

まさにファミリーカーとして考えた場合必要な防止機能ですね。

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