【日産セレナ】オイル交換時期やオイル量とオイル粘度はどれがいい?

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セレナなど車というものを所有していればメンテナンスは
しっかりやらないと車は故障しやすくなりますし
本来のパワーを発揮することすらできません。

たとえば、エンジンオイル交換を全くしないでいると
エンジン内部で汚れがたくさん付着していきます。

セレナのエンジン内部に汚れが付着して蓄積していくことで
加速が悪くなったりエンジン不調を起こしたりするケースもあるのです。

日産セレナの最適なメンテナンス方法や
エンジン不調の場合はどうすれば良いかなどを紹介していきます。

このページを読むことにより、エンジントラブルの対処法や
オイルの量や粘度などや最適なオイル交換時期などが理解できます。

目次

日産セレナエンジン不調の場合どうする?

引用:https://www3.nissan.co.jp

日産セレナでもエンジン不調というのは色んな症状があります。

たとえば、アイドリングが不安定だったり
回転数が2000rpmまで上がって1500rpmまでまた下がるという事を
何度も繰り返すという症状もあります。

日産セレナに乗っていてエンジン不調になった場合は
どうすれば良いかを解説していきます。

セレナのエンジンが不調な場合は以下の方法があります。

なんとかディーラーまで行く
レッカー移動を頼み修理工場かディーラーに持って行ってもらう
レッカー移動で自宅の駐車場まで運んでもらう

JAFは非会員でも利用ができますが費用が高いのがデメリットです。

ちなみに、けん引料金は非会員なら「9000円」で
1kmごとに「600円」もします。

自動車保険でもレッカー移動はしてもらえるので
電話で問い合わせたうえで移動してもらいましょう。

自分で特定して修理するという場合

自分の愛車は自分で修理しようとお考えの人は
以下の方法で故障元を特定しましょう。

・OBD2 スキャナーを利用する

セレナエンジンルーム

ダイアグノーシスと言う手法で昔の車は診断できていましたが
セレナの場合は「OBD2」というコネクターにスキャナーを差し込んで
診断をしたほうが手っ取り早いと考えられます。

Amazonで4000円~15万円で販売されていますが
安いスキャナーでも十分といえます。

セレナの故障しやすい部分とは?

セレナの特に多い故障を3つに絞って紹介していきます。

1.CVT

セレナの型式で「C24」「C25」などに搭載される
「無段変速機」が故障しやすいです。

症状としては、走行中に変速をしないという事です。

さらに、エンジン回転も高くなるため
エンジン音がとてもうるさくなります。

また、加速しているという感じがしません。

CVT本体を丸ごと交換というケースもありますが
型式「C24」の場合はCVT内部にあるステップモーターを
交換すれば、症状が消えるという事もあります。

ステップモータ交換費用は¥30000~¥40000となります。

個人的に日産車を所有していた時期もありましたが
CVT交換の記載がなかったため定期的な交換は
メーカー自体していないと考えられます。

だからといって、交換をしなくて良いという理由にはなりません。

なぜなら、オイルというのは使用すればするほど劣化していきますし
本来の機能が低下していくからです。

確かに、CVTオイルはエンジンオイルとは違う機能が求められます。

しかし、劣化するというのはどんなオイルでも同じなので
CVTオイルの基本的な交換時期はメーカーがしていていなくても
しっかりと守るべきと考えられます。

CVTオイルの交換は基本的に走行距離「10万キロ」となっています。

日産がCVTオイルの交換を勧めない理由

CVTオイルというのはエンジンオイルと比較して
劣化速度は非常に遅いものといえます。

CVTオイルの交換時期は基本的に「5年10万キロ」となっており
5年間はCVTオイルは交換しなくても問題ありません。

セレナe-powerオリジナル

しかし、メーカーとしては、CVT交換をあまりお勧めしていませんし
出来ることなら交換しないでほしいとまで思っているのです。

なぜなら、CVT交換の時に異物が入り込み
CVTに何らかの悪影響を与える可能性が出てくるからです。

CVTの中身というのはATよりも簡単になっていますが
それでもかなり特殊で複雑な機械なのです。

だから、糸くず1本でもCVT内部に入れば
故障の原因になってしまうのです。

もし、CVTオイル交換をしたいと望むなら
ディーラーのみで交換をするほうが無難だという事になります。

2.コンプレッサーの焼き付き(C26に多い)

セレナでよくある故障の中で「コンプレッサーの焼き付き」があります。

症状としては、エンジンが走行中に停止してしまい
再始動ができないという状態になります。

エアコンをつけると異音がする
冷房を付けたのに室内がいつまでも冷えない

冷房に関しては「エアコンガスが原因」と思われますが
H15年からはエアコンガスは抜けにくくなっています。

たとえば、中古でH15年式のセレナを買っても
エアコンは効くので涼しいのです。

一昔前の中古といえばエアコンが効かないのは当然でしたが
今はそういう時代ではありません。

なので、冷房が効かないという場合は
エアコンガスを疑うのではなくエアコンコンプレッサーを疑ったほうが良いでしょう。

エアコンコンプレッサー交換費用は「7万円~10万円」なので
少しでも違和感を感じたなら思い込みで行動するのではなく
ディーラーに相談をしてみてくださいね。

3.O2センサーの故障

現代の車はたくさんセンサーで車の情報をECUに集め
車を最適なエンジンの状態にしています。

そのため、センサーが何らかの異常をキャッチした場合は
エンジン警告灯が点灯するようになっているのです。

また、エンジン警告灯などが点灯したという場合は
実はそれほど慌てなくても良いです。

なぜなら、エンジンが運転手に異常を確認したと
「警告」をしているだけだからです。

なので、エンジン警告灯が点灯しても普通に走行ができる場合がほとんどです。

それでも、ディーラーや修理工場に連絡したり
そこまで車を持ち込むという事はしましょう。

実は、メーターの警告灯の中で「赤い点灯」と
「黄色い点灯」の2種類あるのですが「赤い点灯」のほうは
走行をするとヤバイ状態にあるので走行は絶対にしてはいけません。

赤いほうの警告灯はオイルランプですがこれが点灯すると
エンジントラブルの原因となるので運転はやめたほうが良いです。

エンジン警告灯が点灯する原因は「OBDスキャナー」で診断しますが
これが点灯するときは大抵センサー不良の場合が多く
セレナの場合は「O2センサー」の故障が多いです。

O2センサーとは、排気ガス中の酸素濃度を検知するセンサーで
排気ガス中の酸素濃度の状態で燃焼を最適化させています。

このO2センサーが故障をするとエンジン警告灯が点灯することもあります。

自分で交換することも可能ですが取り付け場所が
車種によっては複数取り付けられているし
工具が入らない場所に取り付けられている場合があります。

作業ができない場合はディーラーや修理工場に持ち込んだほうが良いですね。

日産セレナのオイルの量やオイルの粘度はどれがいい?

次は、日産セレナのエンジンオイルを入れる量と
オイルの最適な粘度について紹介をしていきます。

そもそも、エンジンオイルは多すぎても少なすぎても
エンジンにとってはよくありません。

なので、エンジンオイルの量はレベルゲージの
L~H」の中間くらいにしましょう。

ただ、セレナも古くなってくるとオイル漏れなども心配になりますよね。

そういう場合は、少し多めに入れても問題ないので
「H」まで入れるようにして1週間に一度はオイルの量をチェックします。

徐々に減っているようならオイル漏れをしている可能性もあるので
ディーラーや修理工場に事情を説明して、みてもらうようにしましょう。

セレナの推奨オイル粘度は「0W‐20」ですが

実は「10W‐30」でも問題はありません。

ただ、推奨オイル以外のエンジンオイルを入れた場合は
加速や燃費が悪化する可能性もあります。

しかし、加速などは人によっても感じ方が違うため
体感できるほどではないかもしれませんね。

エンジンパワーをフルに発揮するためのオイル選びとは?

大手カー用品店に行くと、たくさんのエンジンオイルが並んでいて
「どれが僕のセレナに最適なんだろう」と悩んでしまいますよね。

色んなオイルを試してセレナの加速や燃費が
最適になるオイルを見つけても良いですが

お金と時間がかかってしまうのがデメリットですね。

実は、セレナに最適なエンジンオイル選びのポイントは3つあるのです。

粘度の数字
ベースオイルの種類
品質規格の高さ

以上の3つのポイントを抑えつつ
エンジンオイルを選んでいきましょう。

セレナの場合は遠出をすることが多いと思うので
エンジンオイルは他の何よりも慎重に選ぶべきです。

粘度指数はセレナにとっても重要なポイントの理由

粘度指数は、すべてのオイルに表示されていますが
セレナ推奨オイルは「0W‐20」なので
この粘度数を例題として説明をしていきます。

粘度というのは、エンジンオイルの硬さであり
エンジン始動や車の走行に大きく影響を与えています。

エンジンオイルの粘度数「0W-20」にある
一番最初の数字で「0」は数字が小さければ小さいほど
低温時でもエンジンオイルが柔らかいことを示す数字です。

たとえば、「5W-20」というオイルよりも「0W-20」のほうが
低温時は柔らかいオイルという事になります。

一番最初の数字が小さいほど「燃費が良い」「始動性が良い」となるので
エコカーなども「0W-20」を推奨されるケースが多いです。

一般的にファミリー向けのエンジンオイルの粘度指数となります。

逆に、一番最初の数字が大きいと
高温時でもオイルは硬いという事を示していて
とくに、高性能なオイルに多い粘度指数です。

耐摩耗性に優れているためスポーツカーなどを所有する人が
好んでエンジンに入れるオイルとなります。

次にベースオイルの話ですが以下の矢印に向かうほど
グレードは低くなっていきます。

100%化学合成油(化学合成油)→部分合成油→鉱物油

やみくもに、高いグレードのベースオイルを入れれば良いと
そのように考える人もいますが、それは大きな間違いといえます。

なぜなら、使用目的によってはベースオイルも変化して
とくに、あまり車を使わないという人は「鉱物油」でも問題ないからです。

セレナの場合は、高速道路を乗ることが多いと思われるので
最適なベースオイルは「部分合成油」が最適と言えます。

大手カー用品店では「化学合成油」を、お勧めしてくる店員もいますが
セレナでサーキットを走らないのであれば入れる必要はありません。

「化学合成油」は潤滑性に優れていて劣化しにくく
交換頻度が一般的に言われる目安の走行距離よりも長く走行ができます。

「部分合成油」は、長距離を走り
高速道路も走行するセレナに
最適なベースオイルといえます。

なぜなら、「部分合成油」は「化学合成油」の効果に最も近く
劣化しにくいベースオイルだからです。

日産セレナのオイル交換時期はいつがいい?

引用:https://www3.nissan.co.jp

日産セレナの場合は距離を走ると思うので
走行距離を目安にすると、すぐにオイル交換時期になります。

走行距離を目安にするならセレナの場合は
値段が少し高めのオイルを入れて「15000km」ごとで交換をしたほうが良いです。

月を目安にするなら1年に1度というのが最適と言えます。

あまり車を使わないし距離を走らないという
シビアコンディションの場合は「7800km」ごとが良いといえます。

さらに、お金の節約とエンジンのことを考えるなら
激安のエンジンオイルを探し「10W‐30」クラスがあれば
3000kmごとに交換するほうが一番良いかもしれません。

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