もう「エコカー減税」という言葉を聞きなれた方は多いことでしょう。
エコカー減税対象の車は一体どの税金が安くなるのか。
知らない人は多いのではないでしょうか。
今回はセレナ自体がはたしてエコカー減税対象なのか?
同時に自動車税も安くなるのでしょうか。
日産セレナエコカー減税対象か?
引用:https://matome.response.jp/articles/1278
まず日産セレナには全部で4グレードあります。
「e‐powerハイウェイスター」「e‐power XV」「ハイウェイスターVセレクション」「XVセレクション」の4つあります。
ローグレードからいきましょう。
XVセレクションにもエコカー減税は対象です。どのくらいなのでしょうか。
そもそもエコカー減税は自動車税といっても、「自動車取得税」と「自動車重量税」の2つが対象です。
XVセレクションでは取得税が66,800円、重量税が30,000円です。
このうち値引きされるのは取得税が20%、重量税が25%です。
なので、値引き金額は2つ合わせると20,900円の値引きです。
ハイウェイスターVセレクションでは重量税は変わらいですが、取得税が変わります。
そもそも取得税とは新車価格に0.9をかけるのでグレードが高くなると必然的に高くなっていきます。
ハイウェイスターVセレクションでもXVセレクションと同様の値引きとなっています。
注目しているとは思いますがe‐powerではどうでしょう。
e‐powerについては2つのグレードがありますがエコカー減税率は取得税、重量税ともに変わりません。
e‐powerは100%電気駆動ということもあり、エコカー減税率は驚異の100%免税です。
本来であれば、取得税で約10万、重量税で3万円かかりますが、これが全て免税となるので割引金額は13万円にもなります。
これはすごい。さすがe‐powerですね。
日産セレナの自動車税はどれくらい?
自動車税 | ||
区分 | 通常の税額 | |
乗用車 | 総排気量1リットル以下 | 29,500円 |
総排気量1リットル超1.5リットル以下 | 34,500円 | |
総排気量1.5リットル超2リットル以下 | 39,500円 | |
総排気量2リットル超2.5リットル以下 | 45,000円 | |
総排気量2.5リットル超3リットル以下 | 51,000円 | |
総排気量3リットル超3.5リットル以下 | 58,000円 | |
総排気量3.5リットル超4リットル以下 | 66,500円 | |
総排気量4リットル超4.5リットル以下 | 76,500円 | |
総排気量4.5リットル超6リットル以下 | 88,000円 | |
総排気量6リットル超 | 111,000円 |
どの自動車でも必ず払わないといけないのが年に1度通知ハガキがくる自動車税です。
ここで気になるのがセレナはエコカーでもあるe‐powerかそうではいグレードか。
では見ていきましょう。
そもそも自動車税の金額は排気量で決まってきます。
謂わば排気量が大きい車ほど税金は高くなります。
さてセレナの排気量はいくらでしょうか。
セレナの排気量は2,000ccです。その場合自動車税の枠は1.5L超~2L以下に当てはまります。
そのためセレナの自動車税は39,500円となります。
ここでセレナにはエコカー減税対象であるe‐powerがあります。
e‐powerであれば自動車税も安くなるのではと考えた人もいると思います。
実は自動車税はエコカー減税対象であろうとも関係なく排気量で決まってしまいます。
e‐powerの排気量はどのくらいなのでしょうか。
e‐powerの排気量は1,200ccです。そのため上記の表にあるように1L~1.5Lの範囲に入ってきます。
そのためe‐powerシリーズでは34,500円となります。
e‐powerの新車価格は確かに高いかもしれませんが、自動車税自体でも安くなるので嬉しい限りですね。
日産セレナの購入以外にかかる費用はどれくらい?
セレナで購入以外にかかる費用はあるのでしょうか。
まずはオプション部分です。
オプションといっても数が多いです(笑)。
その中でこれはいるかなと思ったものを当てはめていきたいと思います。
車を運転する際に重要となってくるものからいきましょう。
ナビ・ドライブレコーダー・ETCは必需品とまではいきませんが、付ける人は大半だと思います。
だとすると、この3つはセット価格であるため価格は30万円を少し超えてきます。
セレナはファミリー向けの車でもあるため、後席モニターも欲しいという人はいるかと思います。
後席モニターの価格は11万円です。
やはり値がはりますね。
他にもつければオプションはいくらでもありますが、このくらいにすると4つ合わせて40万円ほどになります。
これがオプション価格です。
引用:https://www3.nissan.co.jp
続いて必要になってくるのが諸経費である維持費です。
まず駐車場代から始めましょう。
自分の持ち家であれば費用はかからないと思いますが、家族が車を持ち始めたとかアパート暮らしであれば駐車場代は必然とかかってきます。
駐車場代金は都道府県によって異なってきますが、ここでは全国平均よりやや下の5,000円で見てみましょう。そうすると年間で6万円かかってきます。
エンジンオイルとエレメントです。車を利用すると必ず交換する品物です。
仕事でもプライベートでも使うとして年間走行距離を1万kmとします。
エンジンオイルの交換時期は約5,000kmで交換する人が多いとは思いますので、年間2回交換するとします。
エレメントはエンジンオイル2回につき1回交換するとして年間で1回の交換になります。
価格としては種類によって異なりますが、エンジンオイルは約3,000円、エレメントは1,000円とすると、合わせて7,000円です。
そして保険代です。これもつけるオプションで随分と差が開いてきます。
新車で購入するというところを踏まえるのであれば、フルカバーだと安心ですが、価格は高いです。
ここでは安く見積もって限定Aのプランにした場合年間で約12万円です。
車検代はどうでしょう。まだ実感はわかないかとは思いますが、いずれ必要になってきます。
セレナの車検費用は法定費用分で約5万円です。
これに部品代なり業者によってことなるため約10万円とします。
一番関心があるガソリン代に移りましょう。
これはe‐powerかどうかで変わってきますが、今回はe‐powerで計算しましょう。
e‐powerの燃費は約26km/Lで、ガソリン代が150円とします。
年間走行距離が1万kmとするので、10,000km÷26km=384Lのガソリンがいります。
384L×150円=57,600円が年間で必要になってきます。
そして年一度に払う自動車税もいります。
維持費だけで年間で計算すると
◎駐車場代 60,000円
◎オイル・エレメント代 7,000円
◎保険代 120,000円
◎車検代 33,000円(新車購入で1年あたりで換算)
◎自動車税代 34,500円
◎ガソリン代 57,600円
年間で312,100円です。これを月々にすると26,000円です。
購入以外でもこれだけかかってしまうんですね・・・
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