日産のセレナC25型はメーカーが配布しているカタログを参考にしてみると
「燃費数値は10・15モードで13.2km/L」となっています。
10・15モードとは車の燃費計測の方法で市街地などを走行をしたという想定で
燃料1リットルでの走行距離を計測する方法を言います。
2011年からは「JC08モード」に代わっていて
これは、国土交通省が認定した車の燃費測定方法のひとつです。
「JC08モード」は実際の使用条件に近い走行パターンで測定されています。
セレナC25の燃費向上や改善方法などを紹介するとともに
リコールはどのようなものがあるのかなども紹介していきます。
ぜひ、これから紹介することを参考にしてみてください。
セレナ c25 燃費改善方法は?
セレナc25は基本的に大きな車なので2トンは超えています。
そういう車の燃費改善方法というのは
一般的に言われる「運転方法を変える」ことも
燃費向上の秘訣といえます。
まずは、どのようにすれば燃費は改善されるのかを紹介します。
アクセルの踏み方に気をつける
燃費改善のひとつの方法としては
「アクセルの踏み方」に気を付けることが大切です。
たとえば、信号が青になった瞬間に急にアクセルを踏んで
他の車を引き離そうという行為は燃費悪化の原因となります。
しかし、交通の流れを妨げずに注意し
緩やかにアクセルを踏み込むような運転をすれば
燃費改善の効果は得られでしょう。
さらに、頻繁にアクセルやブレーキを踏むという行為も
燃費悪化の原因となります。
ひょっとしたら「どうしてブレーキを踏むと燃費が悪化するの?」と
疑問に感じた人はいるかもしれません。
理由は、ブレーキを頻繁に踏むという事は
再びアクセルを踏み込むという事なので
余計な加速が必要となり余計な燃料も必要となるからです。
長い下り坂なども、出来ることならブレーキを踏まずに
エンジンブレーキを多用するほうが燃費改善につながります。
安いガソリンスタンドを見つける
あなたは、ガソリンスタンドの値段が
全て一律していると思っていませんか?
たとえば、エネオスと出光では
値段が1L10円も違うケースもあるのです。
「ガソリン価格なんてどこも同じだと思います」
少しでもそのように思うなら
それは大きな間違いです。
なぜなら、地域によっても店によっても
値段がバラバラだからです。
ただ、値段の変動によって1円違うだけだったり
5円違うだけだったりもします。
しかし、1L1円でも安ければ燃料タンク容量60Lのセレナc25なら
かなり燃料代も1円高いスタンドより安くなるはずです。
つまり、どれほど運転を丁寧にしていても
高い値段のガソリンを入れているとなると意味がありません。
なので、ガソリンを1円でも安く買うことができるガソリンスタンドを見つけて
なるべく自宅に近い距離のスタンドを選ぶようにしましょう。
なぜなら、いくら安いガソリンを入れたとしても
距離が遠ければそれだけ燃料消費が多くなるので意味がないからです。
また、安いガソリンスタンドを見つけるのは
かなり時間をかけないと見つけにくいかもしれません。
そういう時は、「gogo.gs」というサイトを参考にしましょう。
なぜなら、このサイトは全国のガソリン価格を口コミによって
知ることができるし近くにガソリンが安いガソリンスタンドも
簡単に見つけられるからです。
ガソリン価格は定期的に変動するので
チェックを欠かさないようにしましょう。
エコタイヤを履く
エコタイヤとは、日本自動車タイヤ協会が定めた等級制度で安全と
低燃費が基準をクリアしたタイヤを言います。
実は、エコタイヤというのは見た目が同じですが
その重さというのは従来のタイヤと比較して重量がとても軽いのです。
車というのはサスペンションよりも下の重量が軽くなればなるほど
走行性能が上がって燃費も良くなります。
たとえば、鉄の靴をはいて100Mを思いっきり走るのと
軽い靴をはいて100Mを思いっきり走るのとでは息切れする度合いが違いますよね?
それと同じで、車でも重量が軽いタイヤを履けば
同じ走行距離を走っても他の同型車種と比較しても
燃費は明らかに良くなっているはずです。
エコタイヤの特徴は、転がり抵抗が普通のタイヤよりも低いのです。
転がり抵抗というのは、タイヤが転がろうとする向きとは
全く逆の向きに力が発生することを転がり抵抗と言います。
転がり抵抗が大きい場合は、前に進もうとする力を多く必要になるので
燃費が悪くなってしまうというわけです。
つまり、エコタイヤとは転がり抵抗を極限まで減らして
燃費を良くしたタイヤなのです。
セレナ c25 燃費向上するためのおすすめは?
セレナ c25を燃費向上させていくには
普段からのメンテナンスがとても大切です。
燃費改善に有効なのは以下の通りとなります。
イリジウムプラグに交換
一般的にスパークプラグというのは
乗用車なら「15,000キロ~20,000キロ」と言われています。
もしスパークプラグの交換を何年もしていないというなら
ぜひ、イリジウムプラグに交換することをおすすめします。
理由は、イリジウムプラグは一般プラグと比較して
火花が飛びやすいためエンジンパワーをより引き出すことができるのです。
ただ、パワーを引き出すだけではなく
燃費にも貢献しているのがイリジウムプラグです。
もし、交換をする機会があるならイリジウムプラグに
交換をしてみてはいかがでしょうか。
プラグには「NGK」と「デンソー」の2つの会社が有名ですが
どちらも値段的に安いので買いやすいと思います。
デンソーでは「IRIDIUM TOUGH」をおすすめします。
理由は、こちらのプラグは走行距離10万キロまで交換不要で
性能もそれまで維持が可能だからです。
エアクリーナーエレメント交換
エアクリーナーエレメントは
スパークプラグを発火させるためには空気が必要となります。
そのためには、異物が無い状態のきれいな空気を
エンジン内部に取り入れないとエンジン内部が傷だらけになり
故障の原因となるのでエアクリーナーで異物の侵入を防いでいるのです。
走行距離を多く走ることによって
エアクリーナーエレメントは黒く汚れていきます。
しかも、エアクリーナーエレメントが汚れすぎると
空気を十分に吸い込むことができなくなり加速が悪くなってしまいます。
その結果、燃費も悪くなってしまうのです。
エンジンオイル交換
エンジンオイルが劣化していくと
エンジンの本来の力を発揮できなくなります。
そもそも、エンジンオイルの役目というのは
エンジン内部にある「ピストンリング」や「シリンダー壁」の間に
摩擦が増えないようにすることです。
さらに、エンジンオイルはピストンリングとシリンダー壁の間に膜を作り
圧縮漏れも防いでいるのです。
ほかにも、エンジンオイルはエンジン内部の汚れなどを取り払い
サビなども防ぎ劣化しないように保つという役目もあります。
エンジンオイルが劣化していくとこうした役目が果たせなくなり
本来のエンジンパワーが発揮できなくなっていくのです。
セレナ c25のリコール
セレナCBA-C25には3種類のリコールがありました。
次は、セレナC25のリコールについて
どんなものがあるのかを紹介していきます。
アクセルセンサー不良で加速不良を起こす
アクセルペダルを踏んだ時に作動するアクセルセンサーが
アクセルペダルを横方向に押すような感じで踏んだ場合に
アクセルセンサー内部の接点が接触不良を起こす可能性があります。
なので、アクセルセンサーの信号が出力不足となり
フェールセーブ制御が作動してスロットルバルブの開き具合が制御されます。
その結果、加速が重く感じるかもしれません。
また、エンストを起こす可能性もあるので
「平成17年4月14日~平成22年9月29日」に製造されたセレナを所有している人は
ディーラーで一度確認をされてみてはいかがでしょうか。
ディーラーでは、アクセルペダル一式を交換し
エンジン制御コンピュータプログラムも修正してもらえるようです。
リアコイルスプリング固定用ブラケットの溶接が不適切でスプリングが外れる
リアコイルスプリング固定用ブラケットとサイドメンバの溶接が
適切ではないため、そのまま車を使い続けると溶接の部分が剥がれてきて
リアコイルスプリングが外れる危険があります。
セレナで型式「c25」に乗っているなら
ディーラーで見てもらうのが良いですね。
中古販売店で購入をした場合は
特にディーラーに持ち込むことをおすすめします。
最近のディーラーは、別の店で買った中古の車でも見てくれます。
エンジンが揺れ動くことでアース線が断線し再始動不可になる
メインアース線とサブアース線の長さが適切ではないので
エンジンが揺れ動くとメインアース線とサブアース線が
断線する可能性があります。
その結果、エンストをしてしまい
再始動ができなくなる可能性があります。
メインアース線を対策品に交換して
サブアース線は確認したうえで
長さが適切なものに交換されるようです。
以上が、セレナ C25のリコールですが、そのまま乗り続けることで
事故につながる危険もあります。
C25以外にもC26にもリコールはある
前に電減拝殿装置のリコールがあってから久々のりこーるです。
前は再リコールで行ってディーラーに持ち込みんで修理完了しています。
今回のリコールは製造年月日は2012年7月~2013年12月が対象です。
4代目のC26モデルですね。
これによって今のところ事故は発生はないようですが早めの対策をしてくれたのはうれしい限りです。
CVT(無段変速機)制御プログラム改善のリコールでした。
S-HYBRID仕様車で、駐車するときに車両が完全に停車しない状態で前進から後退、もしくは前進のシフト操作を行った場合、CVT(無段変速機構)であるベルトに傷が生じる場合があります。そのまま使用を続けるとベルトが破損し走行不能となる恐れがあります。
引用元:案内より引用
リコールは久しぶりですが、このようにちゃんとチェックして対応してくれるのはいいですよね。
セレナリコールを対処していないなら、早めにディーラーで見てもらうようにしましょう。