子育て世代にはどっちが良い?新型N-BOX vs 新型スペーシアを徹底比較!

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N-BOXとスペーシア比較

約3ヶ月違いでフルモデルチェンジした新型N-BOXと新型スペーシア!充実した機能が満載の2台ですが子育てをするにはどちらを選べば良いの!?っていう方も多いはずです。

そこで「新型N-BOX」vs「新型スペーシア」と題して2台の違いを徹底比較しています。特に子育て世代が気になる機能や設備を中心に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

N-BOXもスペーシアも人気とは聞くけど、実際にはどっちが子育てにはいいんだろう?

さまざまな視点からそれぞれの違いを比較していくから、どちらが自分にぴったりか見ていこう!

目次

【最新の人気は?】2023年5月 新車販売台数

メーカー車種【5月】新車販売台数【2022年累計】新車販売台数
ホンダN-BOX13,967台88,799台
スズキスペーシア7,901台38,895台

出典:軽四輪車 通称名別 新車販売速報

売れているホンダN-BOXに追いつく勢いなのが、スズキからの刺客であるスペーシアです。広い車体にスライドドアを持つ人気の2台は果たして子育てにはどちらがいいのか販売台数の違いから見て見ましょう。

最新5月の新車販売台数では約6,000台の差、昨年累計では約50,000台の差が出ているのも特徴です。日本で最も売れている名にふさわしいN-BOXはほかの車種と比較しても売れているのが見て取れます。

スペーシアは新型になってから健闘していますが、N-BOXには及ばずです。軽自動車新車販売台数ではタントを含め上位を独占しているので、販売台数には差がありますがどちらもとても人気なのが分かります。

デザイン

それぞれのデザインをノーマルとカスタムで比較してみます!

【新型N-BOX】

【新型スペーシア】

【新型N-BOXカスタム】

【新型スペーシアカスタム】

【新型スペーシアカスタム2トーンルーフ】

見た目で比較してみると、ノーマルはそんなに大きく変わらないですが、カスタムは前面のグリルに差が出ていて、好みも分かれそうです。

スライドドア

スライドドアについて詳しく見ていきましょう。

[ac-box01 title=”詳しくはこちら”]

開口幅・ステップの高さを比較

【新型N-BOX】

【新型スペーシア】

後部座席の開口幅を比べてみると、新型N-BOXは64cm、新型スペーシアは60cmで、N-BOXのほうが若干幅広いですね。

リアステップの高さは、新型N-BOXが37.5cm、新型スペーシアは34.5cmで、スペーシアのほうが乗り降りしやすくなっています。

パワースライドドア開閉の違い

パワースライドドアの開閉ですが、新型スペーシアにはドアノブにボタンが付いていてワンタッチで開閉できます。

【新型スペーシア】

新型N-BOXのスライドドアにはボタンが付いていませんが、ドアノブを軽く引っ張るだけで開閉できます。(運転席と助手席のドアノブにはボタンが付いていますが、これはドアが自動で開くボタンではなく、ロック開閉のみの機能です。

ワンタッチボタンは荷物や子供を抱えてても指1本で開けることができるので、あるとすごい便利ですが、新型N-BOXには付いていません。

ちょっと不便かなぁ~と思うこともありますが、それを補う機能「ハンズフリースライドドア」が新型から搭載されました。

【新型N-BOX】

これは両手が塞がっていても、足をかざすだけでドアの開閉ができる機能です!

標準装備ではなくディーラーオプションにはなりますが、普段から子供を抱えたり両手が塞がってる人には重宝する機能ですね。

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シートアレンジ

後部座席の跳ね上げ

シートアレンジで一番大きな違いは、後部座席が跳ね上げることができるかどうかです。

新型スペーシアは跳ね上げることはできませんが、新型N-BOXは跳ね上げることができます!

【新型N-BOX】

この跳ね上げによって広い空間が生まれ、荷室のドアが開けられないような狭いスペースでも、後席ドアから荷物を出し入れできます。

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またA型ベビーカーも立てたまま載せることも可能です!

左右片方だけ跳ね上げたりすることもできるので、用途によって使いやすくシートアレンジできますよ。

助手席スーパースライドシート

さらに新型N-BOXは助手席を大幅に前後スライドさせることができます。

新型スペーシアには設定がありません。

上の画像は助手席をめいいっぱい前にした状態です。

床にレーンが見えますね。なんと57cmものスライド幅があります。

助手席を一番前までスライドさせて、後部座席から乗り込んで運転席に移動したり、後部座席も前にスライドさせてチャイルドシートに乗せた子どものお世話をしやすくしたり…いろんな使い方ができます。

操作も上の画像のように背面についているレバーで簡単にスライドできましたよ。

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荷室

サイズを比較してみます。

【新型N-BOX】

【新型スペーシア】

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荷室サイズはNBOXのほうが開口幅以外は有利でどちらもシートを簡単にフラットにできるので便利になっています。

そして注目してもらいたいのが上の画像にも黄色で〇しているところです!

新型スペーシアには自転車をスムーズに載せやすいように凹みがあります。

自転車を載せる機会がある人には地味に便利だと思います。

【新型N-BOX】

【新型スペーシア】

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日焼け対策

ロールサンシェイドを比較

【新型N-BOX】

【新型スペーシア】

ロールサンシェイドはどちらもタイプ別(グレード別)設定です。

後席左右の窓に下から上に持ち上げて引っ掛けるタイプです。

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UV・IRカットガラスを比較

【新型N-BOX】

【新型スペーシア】

紫外線を99%カットするUVガラスと、赤外線をカットするIRガラスは、新型N-BOXは標準装備、新型スペーシアはタイプ別設定になります。

赤外線をカットすることで、夏場は車内に熱がこもりにくく温度の上昇を防ぐ役割、冬場は車内の熱が逃げにくくなり暖房の効きが早くなります。

違いは新型スペーシアがフロントガラス・運転席&助手席窓ガラスだけなのに対し、N-BOXは全窓でスーパーUV&IRカットガラスになります。

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内装

インパネ周り

メーターはどちらも運転席側に付いています。収納ボックスもどちらも充実しているのも魅力です。N-BOXは、さまざまな個所にシボ加工されているなど質感も高く、軽自動車以上の上質さを感じさせてくれます。

また、ハザードランプのスイッチなどが運転席から操作しやすい位置に配置されているのも魅力でしょう。一方のスペーシア場合は、使い勝手が良いだけでなく遊び心のある内装に仕上がっています。

さらに助手席にはアッパーボックスやボックスティッシュが収まる収納ボックス、左側には引き出し式のカップホルダー、下側にはグローブボックスなどを備えているのも特徴です。

【新型スペーシア】

スリムサーキュレーター

大きな違いとしては、新型スペーシアにスリムサーキュレーターが装備されたことです。空気を循環させて、室内全体を適温に保ってくれます。

夏に後席まで涼しくしようとすると前席が寒くなったり、冬は後席まで暖かくなりにくかったりという経験もありますよね?そんな温度差問題を、スリムサーキュレーターが解決します。

しかもコンパクト設計だから室内の広さをそのままに大きな荷物を載せるときでもラクです。新型N-BOXには設定がありませんので注意しておきましょう。

【新型スペーシア】

前席と後席のちょうど間辺りの天井にスリムサーキュレーターが付きました。これによって前席が暑い・後席が寒いといったような温度差問題を解消でき、車内全体の空気を循環させてどこに座っても適温です。

サポートミラー

狭い道でのすれ違い・路肩寄せで気になるサイドや、駐車時の後方を確認するのにとても便利なサポートミラーがどちらにも装備されています。

大きな違いはありません。

【新型N-BOX】

【新型スペーシア】

安全性

子どもを乗せるからには、安全性も当然気になるところです。新型N-BOXには、ホンダが開発している安全装備「ホンダセンシング」が全てのグレードで標準装備されています。

新型N-BOXには、衝突軽減ブレーキをはじめとして軽自動車で唯一高速道路での追従走行が可能なACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)など、8つの機能を搭載しているのも特徴です。

さらに、今回オートハイビームやホンダ初となる後方誤発進抑制機能を追加しています。

一方の新型スペーシアには、基本安全・予防安全(スズキセーフティサポート)・衝突安全、この3つの安全技術が装備されます。

主な安全装備を表で比較してみました。

新型N-BOX新型スペーシア新型スペーシア衝突被害軽減ブレーキ非装着車
安全装備
ブレーキサポート
後退時のブレーキサポート標準装備※軽初
車線逸脱防止
誤発進抑制
横滑り防止
先行車発信お知らせ
オートハイビーム
サイドエアバッグタイプ別設定標準装備(フロントシートサイド)標準装備(フロントシートサイド)
クルーズコントロール*4HYBRID XSターボのみ追従型ではないクルコン搭載

*4 クルーズコントロール…アクセルペダルを踏まずに一定の速度で走行できる機能

衝突被害軽減ブレーキのデュアルセンサーブレーキサポートや後退時ブレーキサポート・ヘッドアップディスプレイなど標準装備となっています。

ただし、N-BOXに搭載されているACCは装備されていないので、注意が必要です。新型スペーシアはグレードのなかで「衝突被害軽減ブレーキ非装着車」を選択することができます。

非装着車だと本体価格は6万円ほど安くなりますが、たった6万円ほどで安全装備が充実するので、ブレーキ装着車のほうがおすすめです。

やっぱり子供を乗せるうえで安全かどうかは気になるもんね。

特にスペーシアは、軽自動車初のブレーキサポートを標準装備しているのはポイントだね。

新型N-BOXの試乗にて一部ホンダセンシングの機能を体験してきました。

詳しくは以下の記事で紹介しています。

燃費

燃費で両車を比較すると結論から言って圧倒的に新型スペーシアのほうが良いです。新型スペーシアは全グレードで「ハイブリッド車」の設定になります。

 新型N-BOX新型スペーシア
燃費JC08モード(カタログ値)23.4~27.0km/L26.4~30.0km/L
実燃費※12〜15km/L13.4〜17.0km/L

実際に運転してみると、ハイブリッドなので静かです。アイドリングストップからエンジンが始動するときにその差がよく分かります。燃費を重要視している方は新型スペーシアが経済的といえます。

本体価格・値引き

 新型N-BOX新型スペーシア
本体価格131~208万円127~190万円
値引き目標額15万(オプション値引き含む)20万(オプション値引き含む)

どちらもまだ発売間もないので値引きは少ないです。

そのなかでも値引きをしっかり引き出すには、お互い競合させることが大事になってきます。

パッと見比較

新型N-BOX新型スペーシア
デザイン
室内長224cm215.5cm
室内幅135cm134.5cm
室内高140cm141cm
車両重量890kg他850kg他
スライドドア
パワースライド(電動)
両側・片側 設定あり両側・片側 グレード別設定
開口幅64cm60cm
ワンタッチ開閉・ロック*1(※前席ドアノブにはロック開閉ボタンあり)
ハンズフリーディーラーオプション
予約ロック*2
イージークローザー*3タイプ別設定
ステップの高さ(地上高)リア(後部座席)37.5cm34.5cm
荷室47cm51cm
日焼け対策
ロールサンシェイド(後部座席左右)
タイプ別設定タイプ別設定
スーパーUVカット・IR(赤外線カット)ガラス全窓(全タイプ標準装備)フロント(タイプ別設定)
安全装備
ブレーキサポート
歩行者も検知可歩行者も検知可・後退時も◎(軽初)
車線逸脱防止
誤発進抑制
横滑り防止
先行車発信お知らせ
オートハイビーム
サイドエアバッグタイプ別設定標準装備(フロントシートサイド)
クルーズコントロール*4HYBRID XSターボのみ追従型ではないクルコン搭載
燃費
JC08モード(カタログ値)
23.4~27.0km/L26.4~30.0km/L
本体価格131~208万円127~190万円
値引き目標額15万20万
  • *1 ワンタッチ開閉ロック…ドアノブの横に付いているボタンで、パワースライドドア(電動)の開閉とロックができる機能
  • *2 予約ロック…パワースライドドア(電動)が閉まりきる前に、電子キーでドアロックが予約できる機能
  • *3 イージークローザー…半ドア状態から自動的に全閉する機能
  • *4 クルーズコントロール…アクセルペダルを踏まずに一定の速度で走行できる機能

ここまでいろいろ見てきたけど、どっちも魅力的で両方ほしくなっちゃうわ!

自分がなにを重視したいかを明確にしておくといいかもしれないね。

まとめ

N-BOXもスペーシアもフルモデルチェンジしたてでどちらも魅力的です。シートアレンジや車内の使い勝手を重視したい方は新型N-BOX、低燃費を重視したい方は新型スペーシア、あとは好みの問題になるかもしれません。

ぜひ、本記事を読んで紹介してきた比較内容を参考に、どちらが自分にぴったりの車になるかを見極めてみてください。

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