シエンタとフリード10項目比較!子育てに便利なのはどっち?

当ページのリンクには広告が含まれています。
本記事のまとめ

シエンタかフリードか悩んでるけど、どっちがいいか迷ってる方も多いのではないでしょうか?
選んで後悔しないために、事前にしっかり比較検討したいですよね。

今回はこのライバル2車種を徹底比較、子育てに便利なのはどちらという観点で解説します。豊富な写真と共にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

2019年当時の記事となります、以下の型式の購入の際にお役立てください
シエンタ(XP17#G型)  フリード(GB5/BG6/GB7/GB8型)

2022年発表の新型シエンタ(MXP1#G型)とフリードの比較記事はこちら

特に子育て世代にも人気のあるこの2台です!なにか機能に差はあるの?って感じる人は多いんではないでしょうか?

どちらもトヨタとホンダ、それぞれが力を入れて開発している車なので、どちらも非常に素晴らしい車です!だからこそ購入のタイミングで悩んでしまいますよね!

今回は「どちらが子育てに便利なのか?」という点も含めて、機能や燃費など含めて10項目で比較してみました!

さらに当サイト独自で『子育てママ総勢30人に聞いたフリードとシエンタどっちが良い?』というアンケートも掲載しています。

シエンタが2018年にマイナーチェンジしましたね、マイナーチェンジの主なポイントは以下の3点です。

主な変更点は3つ。
  • 2列シートモデルが登場
  • 安全性能がパワーアップ
  • エクステリアの質感が向上

マイナーチェンジしたXP17#G型詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まずは基本的な情報からおさらいしていきましょう。

目次

最新の人気は?2019年5月新車販売台数

2019年5月の最新データと累計販売台数がこちら!

スクロールできます
シエンタ
シエン
フリード
フリード
メーカートヨタホンダ
2019年5月
販売台数
7,580台6,579台
2019年累計
販売台数
94,048台84,121台
2019年シエンタ/フリード販売実績

出典:自販連(日本自動車販売協会連合会)データ

若干シエンタの方が販売を伸ばしていますね、マイナーチェンジの効果かもしれませんね。

デザインは対照的!シンプルorスポーティー

シエンタ
シエンタ(XP17#G型)
フリード(GB5/BG6/GB7/GB8型)

フリードとシエンタ、見た目はかなり変わってきます。夫婦で意見が分かれるという人も多いのではないでしょうか?フリードは際立った特徴は無くシンプルな印象です。シエンタはスポーティな印象ですね、特に前後の黒のラインが目立ちますね。

シエンタのデザインは個性的なので、とても気に入っている人と苦手な人に分かれているようですね。

スライドドア・乗り降りのしやすさはシエンタが一歩リード

シエンタスライドドア
シエンタ(XP17#G型)
フリードスライドドア
フリード(GB5/BG6/GB7/GB8型)

こちらの記事「ファミリーカーに必要な機能はコレだ!」でも、人気の高いスライドドアですが、グレードやオプションによって変わってきますが、どちらもパワースライドドアを選べます。

パワースライドドアの開け方ですが、フリードはドアノブを軽く引くことで、自動で開閉できますが、シエンタはドアノブに付いてるボタンで開けることができます。

小さな違いですが、子どもを連れてスーパーで買い物すると両手がふさがることも多いと思います。そんなときシエンタだと指1本で開けれるので便利です。

スライドドア開閉時の高さ

シエンタスライドドア
シエンタ(XP17#G型)
フリードドア開閉
フリード(GB5/BG6/GB7/GB8型)

地面から乗り込みの高さは、フリードが390mm、シエンタが330mm。どちらも低フラットで乗り降りしやすいです。差は6cmですが大人だと違いは大きく感じませんでした。

小さな子どもからすると、6センチの差は大きいのかもしれませんが、小さいうちは抱っこしたり、手すりでカバーできる範囲だと思います。

3列目シート乗り心地はフリード、収納性はシエンタ

シエンタ3列目シート
シエンタ3列目シート
フリード3列目シート
フリード3列目シート

3列目シートですが、どちらも非常に狭いので長時間大人が乗ると考えると、厳しいと思いますが、たまにおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にお出かけをする時や、子供のお友達を乗せたりするには非常に便利です。

3列目シートの使い勝手は全然違います。

[ac-box01 title=”さらに詳しくはこちら”]

足元はどちらもせまいです。

座席の座り心地も、2列目シートに比べて簡易的なものです。

特にシエンタはバスの補助席みたいな作りなので、長時間座るのには不向きだと思います。

フリード

シエンタ

3列目を使わないとき、フリードは跳ね上げて収納できます。

シエンタは2列目の下に収納できます。

このときシエンタは、2列目をいったん上げなければならないので、チャイルドシートを載せていたら外さなければなりません。

3列目に人が乗る頻度が高いのか、めったにないのか、荷物は多いのか、多くないのか、この辺りをしっかり考えて選びたいですね。

[/ac-box01]

 

荷室の使いやすさやベビーカーの乗せやすさはフリード

フリード

シエンタ

フリードのほうが地面からの高さも低く開口部が高いです。

その分、ベビーカーを立てたまま乗せることができます。

これは子育てママにとっては便利ですね。

[ac-box01 title=”実際の写真はこちら”]

フリード

ただし、3列目シートを使わない場合の荷台の広さは、シエンタのほうが広いです。

フリードは跳ね上げ式なので、左右の幅がせまくなります。

なのでこの画像のように跳ね上げない状態にしている人が多いんだそうです。

こうすることによって、跳ね上げたときの後方の窓が塞がれて、視界が悪くなるというデメリットもカバーできます。

[/ac-box01]

ウォークスルー重視ならフリード

フリード

シエンタ

2列目の間がウォークスルーできるかどうか6人乗りで比べてみます。

画像のとおりフリードはウォークスルーできますがシエンタはできません。

ウォークスルーだとチャイルドシートを固定したまま、3列目シートに行けるのが魅力的です。

またスキー板や釣り竿など、長いものも収納できます。

シエンタにはリアロールサンシェードがない

[ac-box01 title=”リアロールサンシェイドについて”]

リアロールサンシェードとはカーテンのように日光を防止できるものです。

特に女性の気になるところ、日焼け日よけ対策です。

毎日車に乗る方は侮れないところですよね。

リアロールサンシェードですが、フリードには下の画像のようなロールサンシェードがありますがシエンタにはありません。

最近では付いている車種が多いのに残念です。

とはいえ、吸盤タイプのサンシェードなら楽天やアマゾンでも安く売っているので、必要な方はそれでカバーもできますね。

また、フリードもシエンタもスーパーUVカットガラスとIR(遮熱)カットガラスのオプションやグレードが選べます。

[/ac-box01]

後方視界は跳ね上げタイプは見えにくい

フリードは3列目シートを跳ね上げると後方の小窓が隠されてしまい、後方確認が少し不安です。

しかし、バックカメラや跳ね上げない状態にすればカバーできますね。

[ac-box01 title=”実際の写真はこちら”]

正面の視界は大差はないです。

強いて言えば斜め前方の見えやすさが若干違いました。

フリード

シエンタ

フリードは三角窓の範囲が広く、ピラー(柱)が上にいくほど太い印象でした。

シエンタはピラーも下から上まで同じぐらいの幅で見えやすかったです。

身長の高さによっても変わるので個人差はあると思います。

[/ac-box01]

安全装備ラインナップはフリードが一歩リード

子どもを乗せるからにはやっぱり気になる安全性です。

メーカーによって安全装備の名前が変わります。

・ホンダ→ホンダセンシング
・トヨタ→トヨタセーフティセンス

シエンタが2018/9にマイナーチェンジしたことにより安全性能が以前より良くなりました。

自動ブレーキも歩行者を検知するようになり、クルーズコントロールも追加されました。

とはいえ機能のラインナップはやはりフリードのほうが多いといえます。

[box01 title=”フリードについている主な安全装備”]

  • ブレーキサポート(前走車・歩行者・対向車との衝突回避を段階的に支援)
  • 誤発進抑制機能(アクセルの踏み間違いなど急な発進を抑制)
  • 歩行者事故低減ステアリング(路側帯を歩く歩行者にぶつかりそうな時、音とディスプレイで警告・ハンドル操作支援で衝突回避)
  • 逸脱抑制機能(車線をはみ出しそうな時、車線内へ戻す支援)
  • 車線維持支援システム(高速道路などで車線の真ん中を走るようハンドル支援)
  • 先行車発進お知らせ(前走車が進んだことを音とディスプレイでお知らせ)
  • 標識認識機能(道路標識をディスプレイに表示)

[/box01]

[box02 title=”シエンタについている主な安全装備”]

  • ブレーキサポート
  • 誤発進抑制機能
  • 逸脱抑制機能
  • 先行車発進お知らせ
  • インテリジェントクリアランスソナー(静止物との接触を緩和する機能)

[/box02]

燃費はシエンタハイブリッドが伸びている印象

※カタログ値です。

 フリードシエンタ
ハイブリッド20.0km/L28.8km/L
ガソリン19.0km/L20.0km/L

実燃費を調べてみると、フリードのガソリン車は街乗りで10~15km/Lが平均的、高速道路だと20km/Lをこえることも。

ハイブリッドは街乗りで15km/L前後、高速道路で20km/L~23km/L前後が多いようでした。

シエンタの実燃費もフリードとあまり変わらないようですが、シエンタハイブリッドはフリードの+8,8km/L前後伸びている印象を受けます。

価格はフリードが高め

カタログ価格を比較してみました。

いろんな機能が充実しているのもあって、フリードが高いです。

 フリード Gホンダセンシング(6人乗り)シエンタ G (7人乗り)
ハイブリッド2,561,900円2,464,000円
ガソリン2,160,400円2,098,000円

オプションにもよりますが、色々つけると、車体価格プラス30万〜40万くらいになります。その他は販売店での値引きが少し期待できると思います。下取りの車がある方は下取りを検討されている方もいらっしゃると思いますが、最近はディーラーなどの販売店での下取り額よりも、車買取店の方が高い価格の方が多いです。下取りに出すとしても、現在の車の価格を知っておくことは交渉材料としても重要です。
>>下取りよりも車を高く売るには

【パッと見】シエンタvsフリード徹底比較表

スクロールできます

商品A

商品B
室内長304.5cm253.5cm
室内幅145.5cm147cm
室内高127.5cm他128cm
車両重量1400kg他1380kg他
スライドドア
パワースライド(電動)
両側・片側 設定あり両側・片側 設定あり
スライドドア
開口幅
66.5cm66.5cm
ワンタッチ開閉・ロック(*1)
イージークローザー(*2)
シート
2列目座席スライド幅
36cm(6人乗りタイプ)10.5cm
3列目格納跳ね上げ式2列目下格納式
ステップの高さ
(地上高)
リア(後部座席)39cm
荷室 48cm
リア(後部座席)33cm
荷室 50.5cm
日焼け・日よけ対策
ロールサンシェイド
(後部座席左右)
タイプ別設定
スーパーUVカット・IR
(赤外線カット)ガラス
タイプ別設定タイプ別設定
安全装備ホンダセンシングトヨタセーフティセンス
自動ブレーキ
車線逸脱防止
誤発進抑制
横滑り防止
先行車発信お知らせ
オートハイビーム
サイドエアバッグタイプ別設定
メーカーオプション
メーカーオプション
クルーズコントロール(*3)タイプ別設定
燃費
JC08モード(カタログ値)
ハイブリッド27.2km/L他 
ガソリン19.0km/L他
ハイブリッド28.8km/L他 
ガソリン20.2km/L他
車両本体価格188~272万円177~253万円
各製品の比較
  • *1 ワンタッチ開閉ロック…ドアノブの横に付いているボタンで、パワースライドドア(電動)の開閉とロックができる機能
  • *2 イージークローザー…半ドア状態から自動的に全閉する機能
  • *3 クルーズコントロール…アクセルペダルを踏まずに一定の速度で走行できる機能

シエンタMXP1#G型ユーザーの声とユーザー写真

●車種名(型式)シエンタ 5BA-MXPC10G
●グレードZ
●年式 令和4年12月(2022年12月)
●この車にして良かった点当初ヘッドライトの特徴的なデザインに躊躇しましたが、一掃される満足度でした。
車の乗り回しは街中が多いのですが、ミニバンにしては小回りが利きます。
また、荷物の収納力に満足しています。

当初はSUVで検討(ヴェゼルやハリアー等〉でしたが、ベビーカーを積んで荷物を積んでと考えると荷室スペースの確保は最重要でした。
現状では満足しています。
●この車の残念な点電動パーキングがない、標準オプションでデジタルバックモニターがない。

真ん中のドリンクホルダーがもう少し深く作れなかったのかと不満。

ガソリン車ですが、燃費11kmともう少し期待していました。

ということで、大きな決定的な不満はありません。

こちらの記事では、もっと沢山のシエンタMXP1#G型をご紹介しています。

フリード(GB3)ユーザーの声とユーザー写真

●車種名(型式)フリード(GB3)
●グレードGプレミアムエディション
●年式 2015年10月
●この車にして良かった点普段は通勤時に1人で乗っており、週末のみしか家族で4乗ることが無いため、ミニバンよりも少しサイズが小さい、フリード、シエンタなどのコンパクトミニバンを検討していました。
運転しやすいですし、外出先で駐車スペースを探すのにも苦労はありません。

3列目シートは普段は使わないので荷物置きスペースになっていますが、子どもの送迎などで子どもの友達を一時的に乗せる際などには非常に便利です。
●この車の残念な点燃費が12-14km程度で思ったよりも良くない点と、3列目シートを跳ね上げてしまうと、後部の視界が遮られてしまう点が少し残念な点です。

あとは、細かいことですが純正ナビに日よけ部分が無く、日中は太陽光が反射して見えにくいことが多かったため、amazonで日よけ純正ナビ用の日よけカバーを購入して設置しました。

何もないよりは、反射が抑えられ見やすくなりました。

こちらの記事では、もっと沢山のフリードGB3のユーザー写真をご紹介しています。

フリード(GB7)ユーザーの声とユーザー写真

●車種名(型式)ホンダ フリード(フリード6AA-GB7)
●グレードG・Honda SENSING
●年式 2023年2月
●この車にして良かった点以前は家族以外に乗せることが出来なかったのですが、6人乗りのためお友達家族と遊びに出かけるときに車を出して1台で出かけられるようになりました。

あえて7人乗りではなく6人乗りにし、2列目をベンチシートにしなかったおかげで車内で移動することができます。

そのおかげで雨の日に外に移動せず車内移動で、おむつ替えができるのも嬉しいメリットです。
●この車の残念な点車内の空間に特に残念だと思う点はない。

燃費についてが残念と思う。

1リッターあたり10Km程度となる。

数十年前の車と比較するとこの大きさで10Kmの走行はかなり燃費がいいと思われるが、最近のハイブリット車などと比べると、半分以下の走行距離であり、もう少し走ってくれれば経済的によいと思う。

買い替えることで解決することなので、特に不満ということではない

こちらの記事では、もっと沢山のフリードGB7のユーザー写真をご紹介しています。

フリード+(GB5)ユーザーの声とユーザー写真

●車種名(型式)ホンダ フリード+(フリード 6BA-GB5)
●グレードG
●年式 令和2年4月(2020年4月)
●この車にして良かった点街乗りは快適、家族旅行にもゆったりスペースで最高です。

充実した安全装置が装備され、安心して走れます。

インパネも見やすくて気に入っています。

5人乗りなので後ろのスペースはかなり広々。

荷物もかなり入りますし、犬を乗せて一緒に旅行していますよ。
●この車の残念な点ガソリン車のわりにエンジンは完全にパワー不足ですね、雪が多い時も多少不安定さがあります。

多少のガラガラという音もやや気になります。

また、スピードが出ている時の緊急回避時は全く曲がらないのが気になります。

こちらの記事では、もっと沢山のフリード+GB5のユーザー写真をご紹介しています。

どちらの本もKindle Unlimitedなら読み放題です!初回30日間無料体験登録はこちら

目次